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ダイナマイト・プランジャー : ミニ英和和英辞書
ダイナマイト・プランジャー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ジャー : [じゃー]
 【名詞】 1. jar 2. (n) jar
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ダイナマイト・プランジャー : ウィキペディア日本語版
ダイナマイト・プランジャー[ちょうおん]

ダイナマイト・プランジャー (Dynamite Plunger)とは発破を行うときに電気雷管を起爆させるための電気を起こす、一種の人力発電機である。起爆スイッチまで含めた全体を指して発破器(Blasting Machine)と呼ばれる。
一般的にはT字型の棒が付いた大きな箱の姿をしている。電線をつなぐための端子があり、端子の先には起爆スイッチをつなぎ、その先にダイナマイトなどの爆薬に接続された雷管がつながれる。漫画などではT字型の棒を押し込むと起爆するような描写がなされ、この棒が起爆装置として描かれることが多い。実際にはダイナマイト・プランジャーは起爆に必要な電力を供給するための発電装置である。本当の起爆スイッチが付いている起爆装置(DETONATOR)は、ダイナマイト・プランジャーと電線で接続しており、回転させるためのつまみがついた小さな箱である。
マンガやアニメなどでは起爆装置の記号として頻繁に用いられており、T字の棒を押し込むと爆発する描写がされるが、実際には棒を上下に動かして十分に発電してから起爆スイッチにキーを差し込んでまわすことで起爆する。
欧米ではコレクターが多く、ネットオークションなどによく出品されている。ダイナマイト・プランジャーをモチーフとした玩具も多い。
== 歴史 ==
発破の規模が大きくなると多数のダイナマイトを同時に起爆させる必要から、導火線の代りに電気雷管が使用されるようになった。1805年にオーストリアで世界初の電気雷管を使用した発破が行われたが、これはガルバニ電池を電源に用い、コイルの塊でできた変圧器で昇圧した起爆装置を使っていた。しかし、電池と変圧器の組み合わせは野外で運用するには重くかさばりすぎて不便だった上に、電圧の不安定さから起爆失敗も多かった。
1860年代にジークフリート・マルクスマグネトーとコンデンサーを組み合わせた装置を発明した。これは、人力でT字型の棒を上下運動させることでマグネトーを回転させ、コンデンサーに電気をためる装置であった。この装置は「ヴィーナー・ツュンダー(Wiener Zünder)」として1864年にシーメンス社から販売され、世界的に使用されるようになった。
T字型の棒を上下運動させる構造は当時のマグネトーが大変に力の要る装置であったため、体重をかけて押し込み、背筋を使って引き上げなければならなかったためである。後にマグネトーが改良され、小さな力でも十分な電力が起こせるようになると手回し式に変わった。
現代では電池式の起爆装置に置き換わっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダイナマイト・プランジャー」の詳細全文を読む




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