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センサリーロドプシン : ミニ英和和英辞書
センサリーロドプシン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

センサリーロドプシン : ウィキペディア日本語版
センサリーロドプシン[ちょうおん]
センサリーロドプシン微生物の細胞膜中に存在する受容タンパク質である微生物型ロドプシン(microbial rhodopsin, Type I rhodopsin)のうち、吸収した光の情報を伝達する機能をもったものの総称である。
当初センサリーロドプシンを含む微生物型ロドプシン古細菌の一種である高度好塩菌において発見されたが、その後のゲノム解析により真核生物真正細菌にも同様のタンパク質が存在することが明らかになった。

== 古細菌のセンサリーロドプシン ==
センサリーロドプシンの中で発見されてからの歴史が最も長く、広く研究されているのが''Halobacterium salinarum''や''Natronomonas pharaonis''のよう高度好塩菌の持つ古細菌型のセンサリーロドプシンである。
その中で最もよく知られているのがセンサリーロドプシンI(sensory rhodopsin I)とセンサリーロドプシンII(sensory rhodopsin II、フォボロドプシン)の二つである。それぞれ入射光に対する細胞の遊泳パターン(走光性)を制御するシグナル伝達を行う。特に前者はオレンジの光に向って細胞が移動する正の走光性を発現する信号を、後者は青緑光から細胞が逃げる負の走光性をもたらす信号を別のタンパク質へと伝達する。これらのセンサリーロドプシンからの信号を受け取ると考えられているのがトランスデューサータンパク質(transducer protein)であり、センサリーロドプシンI、IIともに固有のトランスデューサー(HtrI、HtrII)を持つ。またセンサリーロドプシンIについてはオレンジ光によって活性化状態になったときに、更に別の紫外光を吸収することで、逆に負の走光性をもたらす信号伝達を行うことが知られている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「センサリーロドプシン」の詳細全文を読む




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