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スペアタイヤ : ウィキペディア日本語版
スペアタイヤ

スペアタイヤ()は、自動車に装着しているタイヤが何らかの原因で使用できなくなったとき使用するために予備として積んであるタイヤ(&ホイール)のこと。スペア(spare: 予備)タイヤとテンパー(temporary: 間に合わせ)タイヤ(後述)を区別する場合もある。なお着装しているのと同じタイヤを予備としている場合非常時でなくてもローテーションに入れて使用してもかまわない(車両のマニュアルに標準サイズのスペアタイヤを組み込むローテーションパターンが掲載されることさえある)ので必ずしも非常用とは言いきれない。
== 概要 ==
何らかの原因でタイヤがパンクした場合、走行し続けることは困難であり、路上での修理は工具の問題があって難しいが、すでにホイールにタイヤをはめ込んである状態の物を積んであれば、ナット締めだけで復帰・移動が可能である。このホイールにセット済みの物を「スペアタイヤ」または「テンパータイヤ」と呼んでいる。これは現場でのパンク修理を不要にするための装備であり、安全性や渋滞軽減のためにも合理的かつ必要な工夫とみなされてきた。また、かつては装備が義務とされてきた。
スペアタイヤは、トランクの中や車体の下、後部ドアなどに設置されている。かつては装着されているタイヤと同種類・同サイズのタイヤがスペアタイヤとして準備されていたが、現在製造されている一般の乗用車の多くはテンパータイヤ(テンポラリータイヤ)などと呼ばれる装着タイヤよりも接地面が細く、空気圧が高く、径が小さい非常用専用タイヤを装備して販売されている。通常テンパータイヤは高速走行や冬用タイヤ装着時の予備として考えると不十分であるが、装備スペースと重量の軽減のメリットの方が大きいと判断された場合には採用されている。(とりあえずは速度制限を受けるものの自走できるようにしておき、タイヤ店やガソリンスタンド、修理工場などでタイヤの修理や交換を行って正規のタイヤに戻すということ)
テンパータイヤは通常、バイアスタイヤと同じカーカス構造で製造されるが、このタイヤのみ例外的にダイアゴナルタイヤ(diagonal tire)という分類で呼ばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スペアタイヤ」の詳細全文を読む




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