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スジユムシ
スジユムシ(''Ochetostoma erythrogrammon''、Leuckart et Rueppell)は、ユムシ動物に属する動物の一つ。緑の吻と赤っぽい胴を持つ。 == 特徴 == 体長は、大きいものでは6cm程度に達する。ただしとてもよく伸び縮みする。特に吻部はよく伸びる。全体に柔らかく透明感のある動物。体は吻と胴体部に分かれ、その間ではっきりくびれる。 吻は胴体より幅が狭く、縮んだときはごく短くなるが、伸びると胴体の長さに近いくらいになる。内側面を内側に巻き込んだ円筒形をしており、先端部がやや広がる。色は藁色で側面が薄い緑色になる。 胴部は円筒形で、後端は狭まって少しとがる。半透明で赤みを帯びるが、これは体液の色が透けて見えるためである。体表面には縦に破線のようになった多数の稜がある。 雌雄異体だが、外見では性別は全く区別がつかない。一対の腹剛毛があり、腎管はその前に一対、その後方に二対ある〔上記の特徴の記載は岡田(1976)による〕。ただし個体変異があるとのこと、和歌山県産のものでは数が少ないことが報告されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スジユムシ」の詳細全文を読む
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