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ジョラス・シボース : ミニ英和和英辞書
ジョラス・シボース[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジョラス・シボース : ウィキペディア日本語版
ジョラス・シボース[ちょうおん]

ジョラス・シボース (Jorus C'baoth) は、SF作家ティモシー・ザーンによる『スター・ウォーズ・シリーズ』のスピンオフ作品(『スローン3部作』『外宇宙航行計画』等)に登場する架空の人物。人間の男性。
シボースは、銀河共和国末期に活躍したジェダイ・マスター〔ジェダイ評議会から直接与えられたものではなく、自分で勝手に名乗り始めたらしい。〕の1人であり、惑星ボートラス出身である。銀河共和国の数々の外交任務や、皇帝即位以前のパルパティーン元老院議員の私的顧問を務めたこともある高名なジェダイである。自らの提唱した、共和国の国境を越えた外宇宙の探査を行うアウトバウンド・フライト計画(外宇宙航行計画)への参加を最後に、その消息は途絶えている。
後に、彼らの船団はスローン大提督(当時は銀河帝国軍に所属していたわけではないので、正確には大提督ではなく、チス防衛艦隊の司令官である)率いるチス艦隊に攻撃され、探査チームは全滅していたことが判明。ジョラス・シボースを含むジェダイ達もその際に命を落としたものと思われる。
強力なフォースの持ち主ではあるが、その性格や思想はジェダイの中にあっても異端であり、良く言えば個性的、平たく言えば傲慢で頑固である。後年、ホログラムでシボースを目撃したことのあるウィンターは、「物事の中心にいたがる人物のように見えた」とルーク・スカイウォーカーに語っている。
シボースは、ジェダイの伝統については非常に懐疑的であり〔ジェダイの訓練を開始する年齢制限を馬鹿げた因習だと一蹴し、マスター・ヨーダに対してすら、ためらうことなく盛んに批判を浴びせている。〕、またあらゆる事を自分自身で統括しないと気が済まない性格である。もっともこれは、決して個人的な利益や権力を志向してのことではなく、ジェダイの役割は単に「人々に仕え、彼らを守ること」のみならず、「人々を導き、あらゆる脅威を打ち砕く」(端的に言えば、ジェダイが共和国を治める)ことである、という彼なりの信念の表れでもあると思われる(彼の性格からして、功名心もあったであろうが)。
伝統を重んじ、どちらかといえば受身の姿勢であるジェダイ評議会に対し、彼は過激ともいえるほどに行動的な人物であった。彼はやがてフォースを通じて、いずれ共和国を襲うであろう大いなる脅威〔数年後のクローン大戦なのか、50年後のユージャン・ヴォングの侵攻なのかは不明。〕をいち早く察知しており、そうした不測の事態に対処するため、アウトバウンド・フライト計画を推進したのである。そうした意味でいえば、彼のやや強引とも思える思想や行動も、ジェダイの伝統にはとらわれない、柔軟な方法と見ることもできる。
しかしながら、「ジェダイは生まれつき他者より優れており、人々から尊敬され、指導者となって当然」というような、選民的思想の持ち主であったのも確かである。実際のところ、彼の行動は他人の眼には自己中心的で独裁的な振る舞いにしか映らなかった。
このため、アウトバウンド・フライトの艦内でも、彼は次第に独裁的な振る舞いを見せ始め、人々の強い反発を買うことになってしまう。その行動は次第に常軌を逸し始め、ついには、行く手を阻むスローンに対する憎悪からダークサイドへと堕ちてしまう(恐らくは、艦内での重苦しい空気や対立の影響もあったのであろう)。そしてフォースでスローンの首を締め上げ、後わずかで命を奪う所であったが、チス側の反撃によってアウトバウンド・フライト艦隊は壊滅。この攻撃により、恐らくはシボースも命を落としたものと思われる。
後にスローン大提督に見出されるダーク・ジェダイジョルース・シボース (Joruus C'baoth) は、このジョラスのクローンである。
シボース (C'baoth) の名は、当初の翻訳では「クボース」と表記されていた。この他「スボース」などの表記も見られるが、現在は「シボース」で統一されている。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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