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ジャパンコンソーシアム : ミニ英和和英辞書
ジャパンコンソーシアム[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジャパンコンソーシアム : ウィキペディア日本語版
ジャパンコンソーシアム[ちょうおん]
ジャパンコンソーシアム(英語:)は、日本国外で行われる世界的なスポーツイベントにおいて、日本の放送機関である日本放送協会(NHK)と民間放送(民放)各社がその枠組みを超えて共同制作する放送機構のこと。オリンピックFIFAワールドカップアジア競技大会〔『アジア大会 TBSユニ制作』・『第17回仁川アジア競技大会 NHKの取り組み』、「放送技術 2014年12月号」兼六館出版、2014年11月〕等でコンソーシアムが組まれている。NHKと日本民間放送連盟加盟各社と日本民間放送連盟で構成されており、一部の後発局やコミュニティ放送は参加していない。在京キー局が通常J-WAVEをネットしているコミュニティ放送局でも、中継の間は別番組に差し替えている。なお五輪時の映像はオリンピック放送機構(OBS)が配信する。略称は英称の頭文字から「JC」とされており、以下本文では必要に応じてカタカナ表記と略称を併用する。
== 設立の背景 ==
1952年ヘルシンキオリンピックなど、以前から夏季オリンピックはNHKと民間放送が共同中継していたが、1980年モスクワ大会ではテレビ朝日が単独で放映権を獲得した〔前年に発生したソ連のアフガニスタン侵攻への抗議として日本を含む50カ国が出場をボイコットしたため、当初の放送時間を縮小してテレビ朝日が独占中継した。〕ことが波紋を呼んだ。これをきっかけに放映権料の互助負担と過度な値上がりの抑制と共同取材を目的として、1976年に「ジャパンプール」を創設してNHKと民間放送が系列の枠組みを超えて日本国内における夏季オリンピックの中継放映(放送)権を獲得した。なお1996年のアトランタオリンピックからジャパンコンソーシアムに改組され、現在のジャパンプールは天皇陛下・総理大臣・閣僚等の海外訪問での共同取材の際に結成される。
その後1998年長野大会から冬季オリンピック2002年日韓大会からFIFAワールドカップもそれまでのNHKによる独占中継からジャパンコンソーシアムによる共同放送へ移行した。この背景には現地のスタッフ不足を補完する目的のほか、近年の放映権料高騰がある。しかし、1984年のサラエボオリンピック(冬季)以降、世界的に放映権料は増加の一途をたどり〔国際オリンピック委員会「OLYMPIC MARKETING FACT FILE 2012 Edition」、26ページ、2012年〕、2010・2012年の2大会分の放送権買い上げの交渉の際にジャパンコンソーシアムのメンバーから「『買わない』という選択肢もあるのではないか」という意見もあったという〔橋本隆「NHKスポーツ放送 その舞台裏を探る -スポーツ報道、スポーツ番組は如何にして創られるのか-」『PUBLIC RLRATION SSOCIETY OF JAPAN NEWS 2012年11月』、日本パブリックリレーションズ協会、2012年〕。またアジア太平洋放送連合(ABU)では1996年の香港総会で、スポーツの放映権高騰に懸念を示し「スポーツ放送権高騰問題についての声明」を決議している。
なお、ラジオの冬季オリンピック中継は前述の長野大会を除き現在もNHKが独占中継〔ラジオ第1放送のみ。ラジオ第2放送・FM放送・NHKワールド・ラジオ日本および地上デジタルラジオ実用化試験放送は放送しない。ただし、NHKワールド・ラジオ日本では2010年のバンクーバー大会でラジオ第1放送と同時放送された事例がある。〕しており、実況もすべてNHKのアナウンサーが担当している。テレビ中継とは異なり各競技ごとの解説者を置かない場合もあり、この場合はアナウンサーが競技の解説も兼務する。2006年のトリノオリンピックでは、一部テレビの実況音源を2次利用していた。放送は東京のラジオセンター131スタジオと現地を直接結んで行われる。
NHKラジオ第1放送でのFIFAワールドカップ中継はジャパンコンソーシアムの中継を受けず、NHKが独自に制作・放送している。東京の131スタジオで現地の国際映像を見ながら、(いわゆるオフチューブ形式で)アナウンサーと解説者が実況する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジャパンコンソーシアム」の詳細全文を読む




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