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シヴ : ウィキペディア日本語版
シヴ

シヴ〔『エッダ - 古代北欧歌謡集』などにみられる表記。〕(, シフ〔『北欧の神話 - 神々と巨人のたたかい』(山室静著、筑摩書房〈世界の神話 8〉、1982年、ISBN 978-4-480-32908-0)などにみられる表記。〕とも)とは、北欧神話に登場する女神である。アース神族に属している。
== 解説 ==
古エッダ』の「ロキの口論」の序文によるとトールの妻〔ネッケル他編, 谷口訳 (1973)、80頁。〕で、『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第31章によるとウルの実の母〔ネッケル他編, 谷口訳 (1973)、248頁。〕である。
『スノッリのエッダ』第二部『詩語法』によると、美しい金髪を自慢にしていたが、ロキに悪戯で刈り取られてしまう。その後、ドヴェルグ族の「イーヴァルディの子ら」に、それを被ると頭にくっついて本物の髪の毛になってしまうという黄金製のかつらを作ってもらった。この出来事によって、スカルド詩などで黄金に対して用いるケニング「シヴの髪」が生まれたという〔スノッリ, 谷口訳注 (1983)、41-43頁。〕。
また『詩語法』では、「トールの妻」「ウルの母」「美髪の女神」などの他、「ヤールンサクサのライバル」というケニングも紹介している〔スノッリ, 谷口訳注 (1983)、30頁。〕。
古い記述が少ないため何の女神かはよくわかっていない。金髪を刈り取られる説話は、穀物を収穫した後の冬の畑の情景を表現しているとも考えられている〔コットレル (1999)、407頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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