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ザ・テリーマン : ミニ英和和英辞書
ザ・テリーマン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ザ・テリーマン ( リダイレクト:テリーマン ) : ウィキペディア日本語版
テリーマン[ちょうおん]

*
*

テリーマンは、ゆでたまご漫画キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に登場する架空の人物。
== 主な特徴 ==
正式名はザ・テリーマン。初登場は怪獣退治編「アメリカからきた男の巻」。アメリカ出身の正義超人の一人で、人間とほぼ同じ姿をしているが額に「米」の文字があり、両肩には愛国心とファイティングスピリットの象徴であるスター・エンブレムが取り付けられている。銀のブロンドヘアー(アニメやJCS表紙では金髪)とたれ目がちな青い目が特徴。常に左の瞼の上に絆創膏を貼っている(貼っていないイラストも存在、アニメでは貼られていない事が多い)。肌の色は原作では普通の肌色だが、アニメではタッグを組むキン肉マンの肌色と馴染まないようにピンクに近い色になっている〔「29th INTERVIEW プロデューサー 木村京太郎」『キン肉マン コンプリートDVD-BOX収録内容ガイド』20-21頁。〕。作画担当の中井義則は白人の紅潮した様子を意識してるのかと感心したと述べている〔ゆでたまご「ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A」『キン肉マン 第50巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2015年4月8日、ISBN 978-4-08-880406-4、189頁。〕。
初登場時はビジネスライクかつキザな性格であり、人助けは無償で行わず報酬を要求する人物だった。その実力とスタイルで瞬く間に人気が出たことでキン肉マンはお払い箱となりを見下すような態度を取っており、子供から怪獣退治を頼まれた際は報酬の額が少ないということで蹴り飛ばした。直後にキン肉マンに殴り飛ばされ、報酬や名誉のためではなく、純粋に正義感から人助けをする彼の姿を見て自分にも彼と同じ熱い魂があることを知り、一番の親友となった。以降は、誠実かつ自分のことを最後に考える仲間思いの性格として描かれる。仲間が危機に陥るとリングシューズの紐が切れる。
超人の中でも博学であり、「そういえば聞いたことがある」と言って仲間たち(および読者)にいろいろと解説を行う役割を持つ。アニメで脚本を担当した寺田憲史は「優等生すぎて動かしにくかったため、原作には無い“解説超人”という役割を与えた」と語っている〔DVD『キン肉マン』Vol.6収録「『キン肉マン』DVDスペシャルインタビュー」より。〕。
第20回超人オリンピック中、キン骨マンの放った銃弾によって左足を負傷し、義足となるが、黄金のマスク編ラストの完璧のマスクの光によって治療された〔TEAM MUSCLE編「謎の52:テリーマンの足って今でも義足なんですか?」『キン肉マン 77の謎』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年12月16日、ISBN 4-83-421678-0、134-135頁。〕。なお、アニメ版ではこの設定は省かれ、単に足の負傷として扱われている。
週刊HEROの女性記者・翔野ナツコと恋仲。ナツコがキン骨マンに洗脳・巨大化させられた際、彼女を元に戻すため愛を告白した。
体格はキン肉マンと比べると痩せ型で、筋肉のつきにくい肉体。また対照的に左利きである。作者・ゆでたまごはテリーマンの持ち味を出すため、対戦相手も小技を出す相手ではなく、リング上での荒々しさが際だつと意図し重量級の超人を選んで戦わせている〔ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜キン肉星王位争奪編〜」『キン肉マン キン肉星王位争奪戦 (2) ソルジャー登場&ゼブラ決着編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2006年11月25日、ISBN 978-4-08-109305-2、526頁。〕。「究極の超人タッグ編」では『巨漢(ジャイアント)ハンター』の異名が設定され、自分より遥かに大きい敵に対した時に闘志を燃やすという特徴も付けられている。
モデルは実在のプロレスラー、テリー・ファンクであり、使用する技も彼の得意技が多い。モチーフと同様に「テキサス・ブロンコ」の愛称で呼ばれ、闘志をむき出しにした粘り強いファイトスタイルを持つ。テリー・ファンクが1983年に引退した際は、それを労う扉絵が掲載された〔ゆでたまご「第4勢力の正体!!の巻」『キン肉マン 第18巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1984年12月15日、ISBN 978-4-08-851148-1、58頁。〕。さらに、作者の嶋田隆司によると『オバケのQ太郎』のドロンパを意識しているという〔『スカイパーフェクTV!ガイド』2008年6月号でのインタビューによる。〕(キザなアメリカ人、テキサス出身、星のマークなどの共通点が見られる)。作画担当の中井義則によると、登場当初はどうしても人間に見えてしまうため、超人に見せるための特徴づけとしてスターエンブレム、ロボットのような耳、髪の毛のようなヘッドなどデザイン面の試行錯誤がなされたという〔DVD『キン肉マン』Vol.12収録「『キン肉マン』DVDスペシャルインタビュー」より。〕。
読者の支持は当初から高く、第一回人気投票では1位に輝いていたが〔ゆでたまご「車いすの少年の巻」『キン肉マン 第6巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1981年4月15日、ISBN 978-4-08-851136-8、135頁。〕、新しい超人が登場・活躍するにつれて次第に順位が下降し、第3回では次点(11位)にまで落ちたが〔ゆでたまご「完璧の秘密!!の巻」『キン肉マン 第23巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1985年12月15日、ISBN 978-4-08-851803-9、26-27頁。〕、作者の思い入れから終盤まで活躍し続けた〔Vジャンプ編集部「Bonus Stage ゆでたまご先生×VJ編集部 楽屋裏トークPart1」『キン肉マンII世(Second generations)ドリームタッグマッチヘラクレス・ファクトリー印超人格闘術教本 ワンダースワンカラー版 バンダイ公認』集英社〈Vジャンプブックス ゲームシリーズ〉、2002年3月9日、ISBN 978-4-08-857367-0、50頁。〕。
ゆでたまご・中井義則のお気に入りのキャラクターであり、『闘将!!拉麵男』ではなく、テリーマンを主役としたスピンオフ作品『ハッスル!!テリーマン』を描きたかったと話している〔TEAM MUSCLE編「ゆでたまご、拉麵男を語る。」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、265頁。〕。人間のような外見のため、いかに超人らしく描けるかは毎度の課題であるという〔 ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.02 ザ・テリーマン」『キン肉マン 第2巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870726-6、188-189頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テリーマン」の詳細全文を読む




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