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サンタナケリス : ウィキペディア日本語版
サンタナケリス

サンタナケリス (''Santanachelys'') は、中生代白亜紀中期の約1億1,000万年前に生息していたカメの絶滅した爬虫綱双弓亜綱・カメ目・プロトステガ科に属する。既知で最古のウミガメ。属名はブラジルセアラー州アラリペ盆地にある白亜紀の地層、サンタナ層より。 名はアメリカ自然史博物館ユージン・ギャフニー博士にちなんで命名された。命名者は早稲田大学教授平山廉
==形態==
甲長145mm、全長約20cmと、ウミガメとしてはかなり小型である。鰭状の前脚を持つがサイズは小さく、特に第一、第二指は短い。現生種ではほとんど失われている指を曲げる関節構造がはっきりと残るなど、祖先である陸生のカメの特徴を色濃く残している。これは、サンタナケリスが極めて初期のウミガメであることを示している。また、ウミガメは体内の余分な塩分を排出するために涙腺が大きく発達する事で知られているが、このため頭蓋骨の形状も陸生のカメとは異なる。この生物も涙腺を発達させている形跡が観察されている。このため、ウミガメの進化は涙腺の発達が先行し、鰭脚は水中に適応して以降に獲得したものであるとされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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