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サロフの聖セラフィム : ミニ英和和英辞書
サロフの聖セラフィム[らふ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひじり, せい]
  1. (pref) saint 2. st.
ラフ : [らふ]
  1. (adj,n) rough 2. (adj,n) rough

サロフの聖セラフィム ( リダイレクト:サロフのセラフィム ) : ウィキペディア日本語版
サロフのセラフィム[らふ]

サロフのセラフィム1759年7月19日 - 1833年1月2日ロシア語:、英語:Seraphim of Sarov)は、正教会聖人1903年ロシア正教会によって列聖された。正教において著名な長老の一人。サロフの克肖者聖セラフィム(サロフのこくしょうしゃ せいセラフィム)とも。
クリスチャンの信仰生活の目的を尋ねるモトフィロフに対して、「信仰生活の本当の目的は聖神(せいしん:聖霊)の獲得にあります」と答えた言葉が特に知られている。
==概要==
サロフのセラフィムは自著を遺しておらず、僅かにモトフィロフとの対話集が死後出版されたのみである。
セラフィムは著作や論考によってではなく、その隠遁修道、および霊体の癒しの奇蹟によって生前から広く知られていた。巡礼者が絶える事無く訪れ、それら巡礼者達に対してセラフィムは非常に親切に接していた。またセラフィムは、来訪者に対して時期に関らず「ハリストス復活!」と声をかけていた。この挨拶(「ハリストス復活」と言い、それに対して相手は「実に復活」と答える)は復活大祭の後の復活祭期に行われるものであるが、セラフィムは復活の喜ばしい福音を来訪者といつでも共有しようとして復活祭期に限定せずにこの挨拶を用いていた。
森に深く分け入って独りで修業していた姿は、14世紀15世紀にロシア正教会で盛んになった荒野修道院運動に通じると評される。エジプトのマリアにみられるように砂漠に出て行き修業する事は東方教会正教会に広くみられる伝統であったが、ロシア修道士修道女達は冬季に極寒となる広大な森林を砂漠に見立てて修業の地としていた。18世紀半ばにこうした荒野修道の復興が起きており、セラフィムもその担い手の一人であった。
セラフィムはまた後進の指導にもあたった。ジヴェエヴォ女子修道院は彼に指導され発展した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サロフのセラフィム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Seraphim of Sarov 」があります。




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