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サルバイ条約 : ミニ英和和英辞書
サルバイ条約[さるばいじょうやく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

条約 : [じょうやく]
 【名詞】 1. treaty 2. pact 
: [やく]
  1. (adv,n) approximately 2. about 3. some 

サルバイ条約 : ウィキペディア日本語版
サルバイ条約[さるばいじょうやく]
サルバイ条約(サルバイじょうやく、英語:Treaty of Salbai, マラーティー語:सालबाईचा तह)は、1782年5月17日インドサルバイにおいて、イギリス東インド会社マラーター王国との間に結ばれた第一次マラーター戦争の講和条約。サールバイ条約サールバーイー条約とも呼ばれる。
==概要==
1775年以降、イギリスマラーター王国の前宰相ラグナート・ラーオに加担し、第一次マラーター戦争を行っていたが、1781年になるとイギリス劣勢に傾きつつあった。一方、南インドでの第二次マイソール戦争では、マイソール王国軍にマドラスが包囲されるなど、ボンベイ方面よりむしろマドラス方面に大軍を派遣する必要が出てきた〔辛島『世界歴史大系 南アジア史3―南インド―』、p.205〕。
イギリスもさすがに第一次マラーター戦争と第二次マイソール戦争の両方を相手にすることはできなかった。ベンガル総督ウォーレン・ヘースティングズはそのため、第一次マラーター戦争を終結させるよう決定した。
こうして、イギリスはマラーター諸侯マハーダージー・シンディアに講和を持ちかけ、1782年5月17日サルバイ(現地名サールバーイー)にて、講和条約サルバイ条約を締結した〔〔チャンドラ『近代インドの歴史』、p.71〕。それは以下のような内容であった。
*イギリスはプランダル条約締結以降に征服した領土をマラーターに返還する。ただし、返還された地にフランス人を入れてはならない
*マハーダージーにジャムナー川以西の地の領有を認める
*イギリスはマラーター王国の宰相として認める
*イギリスは前宰相ラグナート・ラーオに年金を払う
*イギリスはサルセットバルーチの支配権を認められる
*マラーター王国はマイソール王国との戦争に協力する
この条約はウォーレン・ヘースティングズにもナーナー・ファドナヴィースにも認められ、第一次マラーター戦争は終結した。そして、両勢力は第二次マラーター戦争が勃発するまでするまで20年の平和を保った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サルバイ条約」の詳細全文を読む




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