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サラゾスルファピリジン : ミニ英和和英辞書
サラゾスルファピリジン
salazosulfapyridine
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サラゾスルファピリジン : ウィキペディア日本語版
サラゾスルファピリジン

サラゾスルファピリジン(Salazosulfapyridine、SASP)又はスルファサラジン(Sulfasalazine、SSZ)は1950年代に開発された抗リウマチ薬(DMARDs)である。サルファ剤に分類され、メサラジンスルファピリジンアゾ結合している。
基本的な医療に必要とされるWHO必須医薬品モデル・リストに収載されている。
==適応==
サラゾスルファピリジン(SASP)は潰瘍性大腸炎クローン病等の炎症性腸疾患の治療に用いられていたが、関節リウマチでの有効性が示され、他の炎症性関節疾患(乾癬性関節炎)への有効性も確認された。他のDMARDsよりも忍容性が高い。
常習性アルコール依存症患者の治療に関する臨床試験で、SASPは肝硬変の瘢痕化を予防する事が明らかとなった。瘢痕化に関与する筋線維芽細胞からの蛋白分泌を抑制するものと思われた。
2歳未満の小児には投与できない。
炎症性腸疾患の治療に対しては、代謝産物のスルファピリジン無顆粒球症精液減少症を引き起こす為、SASPはあまり使われなくなり始めていた。もう一つの代謝産物である5-アミノサリチル酸(5-ASA)(=メサラジン)が治療効果を齎すことは明らかであった。副作用発現頻度の観点から、5-ASA及びその誘導体が用いられる事が多い。しかし更なる化学の進歩で、5-ASAとSASPでは潰瘍性大腸炎(UC)に対する有効性の作用が少し異なることが見つけられてきた。又、直腸やS状結腸といった遠位の場合はSASPの方が5-ASAより有効性が高いことが知られており、病状に応じて現在も使われている〔http://fujiyoshi-clinic.jp/daicho/UC_2_1.html〕。
SASPは抗ヒスタミン剤不応の特発性蕁麻疹の治療にも用いられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サラゾスルファピリジン」の詳細全文を読む




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