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サギソウ : よみがなを同じくする語

鷺草
サギソウ : ミニ英和和英辞書
鷺草[さぎそう]
(n) fringed orchid
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サギソウ ( リダイレクト:サギソウ ) : ウィキペディア日本語版
サギソウ

サギソウ(鷺草、学名:''Pecteilis radiata'' () 〔)は、ラン科サギソウ属(''Pecteilis'')の湿地性の多年草の1ミズトンボ属(''Habenaria'')に分類されることもある(シノニムが''Habenaria radiata'' (Thunb.) 〔)〔。別名が「サギラン」〔高村忠彦 (2005)、224頁〕。
== 特徴 ==
茎は単立して高く伸び、15-50 cmにも達し〔〔〔林弥栄 (2009)、563頁〕、先端近くに1-3輪の白いをつける〔。花期は7-8月〔。花の径は3 cmほどで〔、唇弁は大きく、深く3列し、中裂片は披針形、両側の側裂片は斜扇形で側方に開出てその縁は細かく裂ける〔。この唇弁の開いた様子がシラサギを広げた様に似ていることが和名の由来である〔唇弁の側裂片が、飛行中のシラサギの翼のように見える。〕〔。側花弁は白色でゆがんだ卵形〔。は3-4 cmの長さに垂れ下がり、先端は次第に太くなり〔、この末端にが溜まる。花の香りはほとんど無いが、稀に芳香を確認できる個体も混在する。有香個体には品種名がつけられているもの(「香貴」、「武蔵野」など)もある。しかし夜のほうが香りが強く、日中は微香になってしまう場合があることや、外見上は特徴のない普通のサギソウのため、有香品種を積極的に生産している業者はない。2個の室は平行し各室に黄色い卵形の花粉塊が入る〔。は長さが5 mmほどで、卵状披針形〔。3枚の萼片は緑色で、背萼片が広卵形、両側の側萼片は長さ 8 mmほどのゆがんだ卵形〔。
地下には太いが少数つく。また根によく似た太い地下茎が何本か伸び、この先端が芋状に肥大してこの部分だけが年を越す。翌年その球根から地下茎を出す〔。茎の下部に3-4枚の根出葉がつき、その上部に少数の鱗片葉がつく〔。互生し、下部のものほど大きく、長さ5-10 cm、幅3-6 mmの細長い線形〔。

ファイル:Habenaria radiata in wetland.JPG|日当たりのよい湿地に生育するサギソウ
ファイル:Habenaria radiata bud s3.JPG|の先端に
ファイル:Habenaria radiata flower s4.JPG|が垂れ下がる
ファイル:Egretta garzetta in flight.JPG|和名の由来であるシラサギコサギ


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サギソウ」の詳細全文を読む




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