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サイズモ系 : ミニ英和和英辞書
サイズモ系[さいずもけい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けい]
  1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) 

サイズモ系 : ウィキペディア日本語版
サイズモ系[さいずもけい]
サイズモ系(seismic system)もしくはサイズモ振動系は、振動する基礎とそれに対してバネ要素を介して取り付けられている質量要素からなる振動系である〔〔。あるいは、そのような振動系と振動測定を行う指針を備えたものを指す〔。接触式の加速度計の測定原理などとして応用される〔。
名称の「サイズモ」(英語:seismo-)は「地震」を意味する〔
〕。地震計#地震計の種類なども参照。
==運動方程式==

サイズモ系は、1つの質量要素と、これを弾性要素、減衰要素で並列に支える基礎
〔建築物における基礎と概念は同じで、建築物に限らずに振動対象物を支えるもの全般を意味する〕
から構成される。さらに、振動は変位振動として基礎に与えられる。このような基礎側から振動が伝わる系を基礎励振系とも呼ぶ〔。強制振動の系の1種である。
弾性要素と減衰要素が各1つの場合、運動方程式は以下のように得られる〔。
: m \ddot x + c( \dot x- \dot u) + k(x-u) = 0
ここで、''m'':質量、''c'':減衰係数、''k'':ばね定数、''x'':質量の平衡点からの距離で、上付きドットは時間微分である。
さらに''u'':基礎の変位で、例として、以下のような単純な調和振動を行うとする。
: u = u_0 \cos (\Omega t)
ここで、''u''0:変位振幅、''Ω'':変位振動の角振動数、''t'':時間である。
上式を相対変位''xr''=''x'' - ''u''で置き換えると、
: m \ddot x_r + c \dot x_r + k x_r = - m \ddot u = m u_0 \Omega^2 \cos (\Omega t)
さらに以下のように変形を行う(導入する各記号の意味は減衰振動#運動方程式も参照)。
: \ddot x_r + 2 \zeta \omega_n \dot x_r + \omega_n^2 x_r = u_0 \Omega^2 \cos (\Omega t)
ここで、c_c = 2\sqrt\zeta = c/c_c\omega_n = \sqrt である。
この方程式の解の定常項は以下のように書き表される〔。
: x_r = u_0 \nu^2 M_d \cos(\Omega t + \phi)
: M_d = \frac
: \phi = \arctan ( - \frac)
: \nu = \Omega/\omega_n
ただし、ここでは -''π'' < ''φ'' < 0である。
上式により質点変位''x''は以下のように得られる〔。
:
\begin
x & = x_r + u \\
& = u_0 \nu^2 M_d \cos(\Omega t + \phi) + u_0 \cos (\Omega t) \\
& = u_0 T_r \cos(\Omega t + \phi +\psi) \\
\end

: T_r = \frac
: \psi = \arctan (2 \zeta \nu)
ここで、''Tr''は、基礎の変位振幅''u''0と質点変位振幅''X''0の比を意味しており、変位伝達率とよぶ〔。
: T_r = X_0 / u_0

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サイズモ系」の詳細全文を読む




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