翻訳と辞書
Words near each other
・ ゲネラールプローベ
・ ゲネラール=アドミラール (装甲巡洋艦)
・ ゲネラール=アドミラール級装甲巡洋艦
・ ゲネル・ウィリアムズ
・ ゲネンゲル
・ ゲネントロピー
・ ゲネ・グッチェ
・ ゲノコピー
・ ゲノセクト
・ ゲノッセンシャフト
ゲノフェーファ
・ ゲノフェーファ (小惑星)
・ ゲノミクス
・ ゲノム
・ ゲノム (漫画)
・ ゲノム(半数染色体)
・ ゲノムDNAクローン
・ ゲノムの複雑度
・ ゲノムインプリンティング
・ ゲノムハザード


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ゲノフェーファ : ミニ英和和英辞書
ゲノフェーファ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ゲノフェーファ : ウィキペディア日本語版
ゲノフェーファ[ちょうおん]

ゲノフェーファOp.81 (''Genoveva'')は、ロベルト・シューマンが作曲した4幕からなるオペラ。読みによっては『ゲノヴェーヴァ』とも表記されるが、読みは一定しない。現在は序曲のみが演奏される。
== 作曲の経緯 ==

=== 着想から作曲、完成まで ===
シューマンは『ゲノフェーファ』を作曲する以前の1844年に『海賊』(''Der Korsar'')と題する最初のオペラを作曲したが、途中で満足できなかったのかそのまま放棄され、現在は断片のみが現存するだけである。『ゲノフェーファ』はシューマンが唯一完成したオペラということになる。
『海賊』の作曲を経て、一時期はオペラの作曲から離れるが、精神疾患に悩まされながらも、1847年3月頃に再びオペラの創作を考え始める。同年の4月1日に、以前からすでに読み終えていたクリスティアン・フリードリヒ・ヘッベル戯曲『ゲノフェーファ』の作曲を決意し、台本の作成を友人で詩人のロベルト・ライニック(Robert Reinick)に依頼する。しかしライニックのテキストに不満を示し、5月14日に原作者のヘッベル本人に助言を求めて直接訪問しているが、ヘッベルからは何も得ることは出来なかったようである〔しかしヘッベルは夏にシューマンの許に訪れ、台本の進展について訪ねている。〕。最終的にヘッベルの原作とルートヴィヒ・ティーク(Ludwig Tieck)の戯曲(または悲劇)『聖女ゲノフェーファの生と死』(1820年)を参考したうえ、ライニックの台本を基にシューマン自身が書き改めることになる。
作曲は4月5日序曲の構想及びスケッチを大まかに書き上げており、5月頃には本格的に序曲のスケッチに着手する。同年の12月26日に序曲が完成し、完成後間もなく1848年1月3日に第1幕のスケッチに着手、2月4日に第2幕のスケッチがほぼ終え、3月30日に総譜を完成。第3幕は4月24日に着手したうち5月3日に終わらせ、第4幕を6月27日に終了している。全体の完成は同年の8月4日に完了したが、翌年の1849年まで細部の手直しを行う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゲノフェーファ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.