翻訳と辞書
Words near each other
・ クリクスス
・ クリクラ
・ クリクラ南九州
・ クリクリ
・ クリクリのいた夏
・ クリクル
・ クリグラー・ナジャール症候群
・ クリグラー・ナジャー症候群
・ クリグラー-ナジャー症候群
・ クリケイ
クリケット
・ クリケット (ダーツ)
・ クリケット (曖昧さ回避)
・ クリケットイングランド代表
・ クリケットインド代表
・ クリケットオーストラリア代表
・ クリケットニュージーランド代表
・ クリケットボールの不正改造
・ クリケットワールドカップ
・ クリケット・ヘッド


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

クリケット : ウィキペディア日本語版
クリケット

クリケット(、 )は、フィールド上1チーム11名の2チームによって半径70メートルほどの広大なフィールド(クリケットではオーヴァル:oval と呼ばれる)で行われるバットボールを用いるスポーツである。
== 解説 ==

クリケットの試合を行うフィールドの中央には長さ22ヤードの長方形のピッチがある。一方のチームは打ち (bat)、出来るだけ多くのラン(点)を得ようと試み、もう一方のチームはボールを投げ (bowl) ・守備を行い (field)、打者(バッツマン)をアウトにし相手チームの得点を抑えようと試みる。得点(ラン)は打者がボールをバットで打ち、ピッチの反対側の端に走り、アウトになることなくに触れることで加算される。イニングが終わると攻撃と守備を交代する。
クリケットは全面芝のフィールドでプレイされ、試合中にはティータイムもある。その優雅な雰囲気から、別名「紳士のスポーツ」といわれる。イギリスでは上流階級がたしなむスポーツとされており、イートンなどの名門校の体育ではクリケットは必修種目とされている。
プロクリケットでは、試合の長さは1チーム20オーバー(1オーバーは6球)から、5日間に渡って行われるまである。は国際クリケット評議会 (ICC) および (MCC) によって維持されており、テストマッチおよびワン・デイ・インターナショナルの形式を定めた追加規則がある。
クリケットは16世紀にイングランド南部で初めてプレーされた。18世紀末までには、イングランドの国民的スポーツへと発展した。大英帝国の拡大によってクリケットは海外でプレーされるようになり、19世紀中頃までには初の国際試合が開催された。現在、10カ国の協会がクリケットの統括団体である国際クリケット評議会の正会員である。クリケットはとりわけ、オーストララシアインド亜大陸西インド諸島、アフリカ南部、イングランドでプレーされている。
イギリスで発祥したスポーツであるため、インドパキスタンバングラデシュスリランカオーストラリアニュージーランド南アフリカジンバブエ西インド諸島といった英連邦諸国では、ラグビーサッカーと並び絶大な人気を誇る。日本での知名度はあまり高くないが、100以上の国と地域でクリケットが行われている〔。
競技人口はサッカーに次ぐ世界第3位ともいわれるが、これはインド人の多くが競技できるだろうという推定に基づくため、正確な競技人口は不明である。日本での競技人口は日本在住外国人を含めておよそ1,500人〔クリケットスタートアップ・キャンペーン 日本クリケット協会〕。
世界最大のクリケットのプロリーグは2008年に発足したインドのインディアン・プレミアリーグ(IPL)である。世界のトップクラスの選手の多くはこのリーグのチームに所属している。
2015年シーズンの観客動員数は約171万人であり、リーグの売上高は115億ルピー(約210億円)である〔2015 IPL contributed 11.5 billion to India's GDP: BCCI India today 2015年12月6日閲覧。〕。2015年の最高年俸はマヘンドラ・シン・ドーニの300万ドルである〔IPL 2015 player salary 2015年12月6日閲覧。〕。同選手はスポンサー収入など年俸以外の収入を含めた年収が、2015年版のランキングで3100万ドルと算定されており、クリケット選手として唯一世界のスポーツ界の年収トップ100選手にランクインした〔The World's Highest-Paid Athletes Forbes 2015年11月24日閲覧。〕。
オリンピックでは1900年のパリ大会においてクリケット競技が1度だけ採用されたことがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クリケット」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.