翻訳と辞書
Words near each other
・ クムガン
・ クムク
・ クムクム
・ クムクルガン
・ クムク語
・ クムコルガン
・ クムゴル線
・ クムザール語
・ クムス文庫
・ クムタグ砂漠
クムトラ石窟
・ クムトール鉱山
・ クムパワーピー駅
・ クムホ
・ クムホタイヤ
・ クムラ
・ クムリウタ
・ クムリポ
・ クムル
・ クムル地区


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

クムトラ石窟 : ミニ英和和英辞書
クムトラ石窟[くむとらせっくつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 

クムトラ石窟 : ウィキペディア日本語版
クムトラ石窟[くむとらせっくつ]

クムトラ石窟(クムトラせっくつ、中国語:、Kùmùtŭlā Shíkū)は、中華人民共和国にある仏教石窟寺院遺跡群。現在は112の石窟が確認されており、中華人民共和国全国重点文物保護単位の一つに指定されている。クムトラ千仏洞とも呼ばれる。
== 概要 ==
クムトラ石窟はシルクロードオアシス都市国家として栄えた亀茲(きゅうし)国の仏教遺跡であり、キジル石窟と並び新疆を代表する仏教石窟の一つである。地理的にはタクラマカン砂漠の北部、新疆ウイグル自治区アクス地区のクチャ県から南西約30キロメートルに位置し、ムザルト河左岸クルグタグ山の崖面にうがたれた石窟群で構成されている。石窟群の分布する地域の面積は約5平方キロメートル(長さ:5キロメートル、幅:1キロメートル)である。これらは5世紀から8世紀にかけて開窟されたものと考えられ、現在112窟の存在が確認されている。そのうち40窟に仏教壁画や銘文があり、20窟が石窟建築様式を比較的良く残している。石窟や壁画の美術的研究からの位置付けは、それぞれに独特の特徴を有する「亀茲様式」、「漢様式」、「ウイグル様式」の3様式から構成されているが、「漢様式」がより濃厚で、亀茲の人々が自らの伝統的芸術様式に外国の芸術の枠を取りこみ、自らの文化の中に新たな芸術様式を創造したもの、すなわち東西文化の融合の産物であり、東西の歴史、科学、芸術価値を体現しているものと評価されている。しかし、開窟以来千数百年以上を経ているので、自然風化、岩盤の劣化、それに伴う崩落、さらには年に数回発生する洪水による崖面基部の洗窟、遺跡の近傍に建設されたダムの貯水による地下水位上昇とそれに伴う浸水、毛管上昇水などで遺跡(特に壁画)の削減が懸念されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クムトラ石窟」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.