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クエーサー : ミニ英和和英辞書
クエーサー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

クエーサー : ウィキペディア日本語版
クエーサー[ちょうおん]

クエーサー () とは、非常に離れた距離に存在し極めて明るく輝いているために、光学望遠鏡では内部構造が見えず、恒星のような点光源に見える天体のこと。クエーサーという語は、準恒星状(quasi-stellar)の短縮形である〔。
強い電波源であるQSS(準恒星状電波源) ()と、比較的静かなQSO(準恒星状天体) ()がある〔。最初に発見されたのはQSSだが、QSOの方が多く発見されている〔。
日本語ではかつて準星などと呼ばれていた。
== 概要 ==
現在では非常に遠方にある活動銀河核の一種とされる。構造上は、クエーサーと比べて比較的近傍に存在するセイファート銀河などと同じく、活動銀河核を持つ銀河の一種であると考えられている。
クエーサーのスペクトルは大きな赤方偏移を持つ。この大きな赤方偏移は、ドップラー効果により光源が地球から極めて高速で遠ざかっていることを意味するので、ハッブルの法則からクエーサーは極めて遠い場所に存在することがわかる。このような非常に遠方にあってもクエーサーは明るく見え、実際の明るさを考えると典型的な銀河の100倍程度のエネルギーを放出していると考えることができる。現在最も遠いクエーサーは、2011年6月29日に発見されたULAS J1120+0641で、赤方偏移は z = 7.085 に達している。

クエーサーの中には明るさが急激に変化しているものがある。これはクエーサーの本体が非常に小さいことを示唆している。
一番明るく見えるクエーサーでも、13等級の明るさしかない。
全てのクエーサーが強い電波を放射しているわけではないことが分かっている。発見されている大部分のクエーサーは、電波の弱いクエーサー( )であり、電波の強いクエーサー( )は少数(実際には全体の約10%)である。
クエーサーは宇宙誕生後10億年も経たないうちにでき始め、宇宙が20億~30億歳の頃に最も多く形成された天体である。
OVV(光学的激変天体)()と定義されたものは、ブレーザーに分類される〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クエーサー」の詳細全文を読む




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