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クィーンストン・ハイツの戦い : ミニ英和和英辞書
クィーンストン・ハイツの戦い[-のたたかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦い : [たたかい]
 【名詞】 1. battle 2. fight 3. struggle 4. conflict 

クィーンストン・ハイツの戦い : ウィキペディア日本語版
クィーンストン・ハイツの戦い[-のたたかい]

クィーンストン・ハイツの戦い(-のたたかい、英:Battle of Queenston Heights)は、米英戦争の初期である1812年10月13日に、現在のオンタリオ州クィーンストン近くでイギリス軍アメリカ軍との間に戦われた戦闘である。イギリス軍はアイザック・ブロック少将とロジャー・シェフが率いた正規兵であり、アメリカ軍はスティーブン・ヴァン・レンセリア少将が率いたニューヨーク州民兵を主体とする軍隊であった。アメリカ軍が冬季に入る前にナイアガラ川を越えてカナダ側に拠点を築こうとして始まったこの戦闘は、米英戦争のこの時点まででは最大の戦闘となった。この決戦はあまり出来の良くない作戦計画の結果として起こったが、それまで数的には劣勢のイギリス軍を引っ張って成果を残してきていたブロック将軍が戦死し、その後の戦争の経過に重大な影響を残した。
アメリカ軍は数的には勝っており、逆にイギリス軍はアメリカ軍の侵略に備えて戦力を分散して置かねばならなかった。ニューヨーク州ルイストンに拠点を置いたアメリカ軍はナイアガラ川を渡って侵略を試みたが、イギリス軍の砲撃と、訓練が行き届かず経験も無いアメリカ軍民兵の一部が進軍を躊躇ったために、不成功に終わった。イギリス軍は援軍がタイミング良く到着し、カナダ側に渡っていたアメリカ軍兵士を降伏させた。
== 背景 ==
アメリカ軍はアッパー・カナダ国境のイギリス軍拠点を3方から攻撃する作戦であり、ナイアガラ川渡河はその一つであった。一つはウィリアム・ハル将軍がデトロイトからアマーストバーグを攻撃するものであり、一つはヘンリー・ディアボーン将軍がセントローレンス川を横切ってキングストンを奪取する作戦であった。これら3方面軍が合流してローワー・カナダモントリオールを攻略すれば、カナダを掌握でき早急に停戦に持ち込めるという考えであった。
しかし、この3方面作戦は思うように運ばなかった。ハルはデトロイト砦を取り囲まれ、イギリスと同盟するインディアンの虐殺を恐れて、町も全部隊も降伏してしまった。ディアボーンはニューヨーク州オールバニで留まっており、侵略を急ぐ様子がなかった(ディアボーンはちょっとした成果を上げたのみで、1813年にはその任を解かれた)。ヴァン・レンセリアは、勝ち気に逸る兵士からも、またハルの降伏で恥辱にいらいらした世論からも、そこそこの圧力を感じ取っていた。
ヴァン・レンセリアは、ニューヨーク州民兵の少将の位を持っていたが、実戦で指揮を執った経験が無かった。当時のヴァン・レンセリアは、ニューヨーク州知事選挙の連邦党有力候補と見なされており、現職知事のダニエル・トンプキンズがおそらくヴァン・レンセリアを選挙戦から遠ざけることを期待してアメリカ軍の指揮官に任命した。7月13日に任官したヴァン・レンセリアは、その又従兄弟で実戦経験豊富なソロモン・ヴァン・レンセリア大佐の協力を確保し、副官として助言を貰えるように計らった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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