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キャビア : ミニ英和和英辞書
キャビア[びあ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビア : [びあ]
 【名詞】 1. beer 2. (n) beer

キャビア : ウィキペディア日本語版
キャビア[びあ]

キャビア(、:チョールナヤ・イクラー)は、チョウザメ塩漬けオードブルなどで供される高級食材である。
一般的にはキャビアとはチョウザメの卵を指すが、ヨーロッパの多くの国では魚卵の総称としてキャビアと言うこともある。逆に、ロシアでは魚卵全体をイクラと呼び、キャビアは「チョールナヤ・イクラー」、すなわち「黒い魚卵」と呼ぶ。漢字表記は「鱣子」。
== 概要 ==

主な産地はロシアで特にカスピ海アムール川が有名。またカスピ海はイランにも面しているためイラン産のキャビアもよく知られている。古くはヨーロッパ沿岸河川、北米大西洋沿岸でも商業的に生産されていた。
カスピ海に生息するチョウザメの種類によって卵の粒の大きさとブランド価値が異なる。大きい順にベルーガ(Beluga、オオチョウザメ)、オシェトラ(Oscietra、ロシアチョウザメとシップチョウザメ)、セヴルーガ(Sevruga、ホシチョウザメ)キャビアと呼ばれる。なお、その他の地域に生息するチョウザメの仲間からもキャビアは生産される。
キャビアは世界各地で作られているが、チョウザメの種が同じでも餌としているプランクトンが異なるとキャビアの味にも違いが生じるため、カスピ海産のキャビアの価値は相対的に高い。そして、同じカスピ海産でもイラン産のキャビアとロシア産のキャビアではロシア産の方が高級である。川を遡上するチョウザメを捕らえるロシア式に対して、イラン産のキャビアは釣ったチョウザメから採取されるためストレスがかかっており、使われる塩もロシアのものと違う、という理由からであるという〔マグロンヌ・トゥーサン=サマ 『世界食物百科』玉村豊男 翻訳監修、原書房、1998年、ISBN 4087603172、pp.388-398〕。
フランス語・英語の「キャビア」(caviar) は、イタリア語〔http://www.etymonline.com/index.php?term=caviar〕またはトルコ語から伝わったもので、その起源はペルシャ語の「khaviyar」にある。卵を意味する「khaya」(中期ペルシャ語で「khayak」、古イラン語で「
*qvyaka-」、インド・ヨーロッパ祖語で「
*owyo-」「
*oyyo-」)と、産むことを意味する「dar」からなる〔。
英語圏では、魚卵を意味するRoeと言う言葉があるが、フランスの影響でタラコ(コッドロー、Cod roe)やイクラ(サーモンロー、Salomon roe)のことをコッドキャビア (Cod caviar)、サーモンキャビア (salmon caviar) と表記されることも多い。日本では、キャビアと言えばチョウザメの魚卵のみを指す言葉と思われがちだが、欧米ではこのように広義ではいくつかの種類の魚の卵を指すことがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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