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ガイウス・サッルスティウス・クリスプス : ミニ英和和英辞書
ガイウス・サッルスティウス・クリスプス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ガイウス・サッルスティウス・クリスプス : ウィキペディア日本語版
ガイウス・サッルスティウス・クリスプス

ガイウス・サッルスティウス・クリスプス(, 紀元前86年 - 紀元前35年)は、紀元前1世紀ローマ政治家歴史家
イタリアのサビニ人の町アミテルヌム (Amiternum) で生まれた。クァエストル(財務官)、護民官を歴任し、ガイウス・ユリウス・カエサルと同じくポプラレス(民衆派)に属した。ポプラレスのプブリウス・クロディウス・プルケルオプティマテス(閥族派)のティトゥス・アンニウス・ミロが殺したときには、ミロを弁護したマルクス・トゥッリウス・キケロを攻撃した。カエサルとグナエウス・ポンペイウスの対立が深刻になる中で、ケンソルに不道徳のかどで告発され、元老院を追放された。
紀元前49年からのローマ内戦では、カエサルを助けて戦った。アフリカ戦役でケルキナ島を占領し、その地の食糧を軍に供給した。カエサルの後押しで2度目の財務官からプラエトル(法務官)となり、アフリカ・ノウァ属州総督となった。カエサルが暗殺されると、政治から引退した。
属州総督時代に富を蓄え、後代に皇帝のものとなる豪華なサッルスティウス庭園 (holti Sallustiani) を造った。
自身に子はなく、同族から同名の養子ガイウス・サッルスティウス・クリスプスを迎えた。この養子はアウグストゥスティベリウスの私的な側近の地位を得た。
主著『歴史』は引退後の著作で、ラテン語で書かれた大著であったが、大部分が失われた。『カティリナ戦記』''Bellum Catilinae'' と『ユグルタ戦記』''Bellum Iugurthinum'' のほとんどが今日まで伝わる。元老院に拠るローマ貴族に対して批判的で、共和政ローマの政治の腐敗を記した。
== 年譜 ==
(年齢は概数)
* 前112年-前106年 ユグルタ戦争
* 前86年 ( 0歳) イタリアのアミテルヌム市で生まれた。
* 前63年 (23歳) カティリナの陰謀事件。
* 前55年 (31歳) 財務官に選ばれた。
* 前52年 (34歳) 護民官に選ばれた。
* 前50年 (36歳) 元老院を追放された。
* 前49年 (37歳) カエサル軍に従軍した。
* 前47年 (39歳) 財務官に再び選ばれた。
* 前46年 (40歳) 法務官に選ばれた。アフリカ・ノウァ属州総督
* 前44年 (42歳) カエサル暗殺を機に政界を引退。
* 前35年 (51歳) 死去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガイウス・サッルスティウス・クリスプス」の詳細全文を読む




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