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カール・トロール : ミニ英和和英辞書
カール・トロール[かー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

カール・トロール : ウィキペディア日本語版
カール・トロール[かー]

カール・トロール(Carl Troll, 1899年12月24日 - 1975年7月21日)は、ドイツ地理学者。専門は気候学植物地理学などの自然地理学国際地理学連合会長を務めるなど、20世紀のドイツの地理学界をリードした人物のひとりである。景観生態学(地生態学)の父としても知られる。兄は植物学者ヴィルヘルム・トロール
== 生涯 ==
ドイツ・バイエルン州ヴァッサーブルクの生まれ。ミュンヘン大学へ進学し、植物学地理学化学気候学物理学などを学んだ。1921年植生学に関する研究で学位取得。地理学にも通じていたが当初は植物学者を目指していた。しかしミュンヘン大学に助手として採用される条件として地理学にも従事することが条件であったので、これが契機となり地理学者としての道が始まった。当初は、地元・バイエルンの地形の研究を行い、後に中南米の調査旅行に行った。
トロールはラントシャフト(景観)こそが地理学の中心概念であると考え、気候地形植生人間とのかかわりを精密かつ総合的に把握することに努めた。その業績は自然地理学の各分野の多岐に及ぶ。特にトロールの気候区分はよく知られている。また、トロールは、こうした植生・気候・地形の諸要素と人間とのかかわりを景観的に総合的に把握する分野の必要性を唱えて、景観生態学という分野を提唱した。中南米のみならず、カナダタイ台湾など世界各国を回った。また論文・著作も多く、その数は単著のみでも400本近くにものぼる。また、地理学雑誌 ''Erdekunde'' を1947年に創刊。これは、現在でもドイツにおける重要な地理学の学術雑誌である。
1930年からベルリン大学教授、1937年にはボン大学教授になる。1960-1961年までボン大学学長。1960-1964年までは国際地理学会会長を務めた。1975年に75歳で死去。




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カール・トロール」の詳細全文を読む




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