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カホキア : ウィキペディア日本語版
カホキア

カホキア (Cahokia) は、イリノイ州セントルイス郊外)にある、ミシシッピ文化期(A.D.700年~1600年頃)にアメリカ先住民が築いた大遺跡。1213世紀当時の政治、宗教の中心地であり、人口は1万人に達したと考えられている。防御用と推定される柵で囲まれた遺跡の中心部分には、「中央広場」を囲んで20基ほどのマウンドがある。そのうち最大のものは広場の北側にある (Monk's Mound) で、大きく2段の階段状になっており、その規模は長さ316m、幅241mの長方形で高さは30.5mである。底面積の大きさでは、エジプトのピラミッドテオティワカンの「太陽のピラミッド」を上回る。遺跡の中心部を囲んで北側、東側、西側にも広場を囲むようにしてマウンドが築かれ、マウンド数は合計120基ほどである。マウンドの機能はミシシッピ文化共通の特徴でもあるが、基本的には神殿と考えられる。また、発掘調査によって墓としても使用されたことが判明している。墓は被葬者の身分によって様々なタイプがあった。副葬品には、貝殻ビーズ、バイ貝ホラ貝の容器、真珠、打ち出し細工を施した銅板などが見られる。主人に殉死した従者の遺体が見られる墓もある。1450年頃から衰退に向かうが、人口過密と伝染病が原因と考えられている。
1982年に「カホキア・マウンド州立史跡」として世界遺産に登録された。

==関連項目==

*先史時代の北米大陸
*エトワー
 

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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