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カタトゥンボの雷 : ウィキペディア日本語版
カタトゥンボの雷[かみなり]

カタトゥンボの雷() とは、ベネズエラマラカイボ湖に注ぐの河口上空でのみ見られる気象現象である。ヨーロッパでも大航海時代から存在が知られており、マラカイボの灯台とも呼ばれていた。この現象は世界最大規模の単一の対流オゾン源とされている。
稲妻は上空5キロメートル以上の場所で発生し、およそ年に140〜160夜、1日あたり10時間にわたり、1時間あたり約280回煌めく。発生場所はマラカイボ湖周辺上空で、特にカタトゥンボ川河口周辺の湖沼地帯でよく発生する。
干ばつの影響とされるが、2010年1月から4月にかけて現象が止んだことがある。何世紀にもわたって続いた嵐がもう見られなくなるのかと現地の人々は不安になったであろう。
==発生場所と発生の機構==

発生場所の地理的な座標はとの範囲内である。マラカイボ湖をまたぐように吹く風と数多い沼地がこの嵐を形作っていると言える。
風はおのずと湖の三方向を囲む急なアンデスの山肌にぶつかり、風が取り込んだ熱と湿気が電荷を帯びて雷雲が形成されることで終わりなき嵐が発生するのである。幾度となく鳴り続ける雷は高さ数キロメートルに及ぶほど巨大な天然のアーク放電である。雷は夕暮れの1時間くらい後に発生することが多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カタトゥンボの雷」の詳細全文を読む




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