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カスザメ : ウィキペディア日本語版
カスザメ

カスザメカスザメ属に属するサメの一種。北西太平洋の300m以浅の砂底で見られる。体はエイのように平たく、全長1.5m以上になる。2基の背鰭が腹鰭より後方に位置すること、大きな棘の列が背面の正中線上にあること、胸鰭の先端の角度が小さいことで近縁のコロザメと区別できる。背面には四角形の暗色の斑点が散らばり保護色となっている。
餌は魚類無脊椎動物夜行性待ち伏せ型捕食者である。胎生で2-10匹の仔魚を産む。刺激されなければ人には危害を加えない。肉や鮫皮が利用される。IUCN保全状況危急種としている。
== 分類 ==
1858年、ドイツの魚類学者ピーター・ブリーカーによって科学誌 ''Acta Societatis Scientiarum Indo-Neerlandicae'' において記載された。タイプ標本は53cmの雄で、長崎県沖で捕獲されたものである。種小名 ''japonica'' も日本に分布することに由来する〔〔。
2010年のmtDNAを用いた分子系統解析では、本種はタイワンコロザメなど他のアジア産カスザメ類と近縁であるという結果が得られた。本種はその中でも比較的早く分岐した種であり、分子時計では、本種はおよそ1億年前(白亜紀)に他のカスザメ類から分岐したことが示された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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