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オーラ : よみがなを同じくする語

AURA
オーラ : ミニ英和和英辞書
オーラ[おーら]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オーラ : ウィキペディア日本語版
オーラ[おーら]

オーラ()とは、生体が発散するとされる的な放射体、エネルギーを意味する。転じて、ある人物や物体が発する独得な、または霊的な雰囲気や、なんとなく感じる力、威圧感なども指す〔。現代日本では、人間の存在感や風格がある様子を指して「オーラがある」と表現することがある〔オーラのある Weblio類語辞書 〕。単に「人間の雰囲気」という意味でも使われる。
超心理学スピリチュアルの分野では、オーラとは、における後光光背のように、人や物体を取り巻く微妙に輝く層であるとされる。このようなオーラの描写は、しばしばその人物が特別な力や神聖さを持つことを暗示している。全ての物体や生物がオーラを発しており、生来の超能力者または訓練によって感知できるとされ、インド神話におけるなども関連付けられる〔Jack, Alex ''The New Age Dictionary'' First Edition: Kanthaka Press:1976; Second Edition Japan Publications, Inc. Tokyo and New York:1990 (Page locations taken from Second Edition)--"Aura"の定義 (p. 14); "Third Eye" の定義 (p. 200) を参照せよ。〕。人間の性格の特徴とオーラの各層の色には関連があるとする記述も見られる〔Oslie, Pamala: ''Life Colors, What the Colors in Your Aura Reveal'', New World Library, 2000.〕〔Bowers, Barbara, Ph.D: ''What Color Is Your Aura? Personality Spectrums for Understanding and Growth'', Pocket Books, 1989.〕〔Swami Panchadasi ''The Human Aura: Astral Colors and Thought Forms'' Des Plaines, Illinois, USA:1912--Yogi Publications Society. Available: here (accessed 4 March 2010)〕。人間を取り巻く思考や感情の地図として描写されることもある。
オーラは近代神智学特有の概念ではないが、日本には大正時代に近代神智学の著作を介して広まり、人体の周りにその人の資質や思想に応じて現れる様々な色と形の光であり、アストラル体の別名ともされた。オーラは神智学の影響の弱かった戦前の日本でかなり普及した神智学系の概念で、日本では気とオーラを同一視する見方もあり、儒教や近世養生論と結びつき、道徳的行為が良いオーラを通して健康を守るともいわれた。〔
==語義・用法==
オーラという言葉は、「微風」「朝のさわやかな空気」を意味する〔Henry George Liddell, Robert Scott, A Greek-English Lexicon, αὔρα (Perseus Digital Library); Liddell and Scott, ''An Intermediate Greek-English Lexicon'', Oxford University Press, p. 133.〕ギリシア語 、「風」「香気」「輝き」〔田中秀央『羅和辞典』研究社、63頁。〕などを意味するラテン語の に由来する。
英語の は18世紀に使われ始めた言葉で、花などの微かな芳香、人や場所に感じられる独特の雰囲気などを表す〔『ジーニアス英和大辞典』〕。英語としてはやや文語的な表現である。漢字表記では「奥拉」となる。
精神医学においては、(オーラ)は、かつては癲癇や偏頭痛の発作の前ぶれの症状を表す用語として用いられた(現在では、発作の前兆とされたものは実際には前駆症状ではなく部分発作そのものであると考えられている)。
ドイツの思想家ヴァルター・ベンヤミンは「複製技術時代の芸術作品」などの論文で、複製ではないオリジナルの芸術に人が見出す権威、崇高さを指して「アウラ」(オーラ)〔山口裕之編訳『ベンヤミン・アンソロジー』の「技術的複製可能性の時代の芸術作品〔第三稿〕」では、それまでの日本語訳と異なり、訳語にアウラではなくオーラが採用されている。〕という言葉を用いた〔「複製技術時代の芸術作品」ヴァルター・ベンヤミン 〕。
このように、オーラ (aura) という言葉には「霊気」、花などの香気、癲癇やヒステリーの発作の前兆、人物のカリスマ性の表現など、さまざまな意味・用法がある〔竹下節子 『大人のためのスピリチュアル「超」入門』 中央公論新社、2005年、141頁。〕。比較文化史家の竹下節子は、オーラは比喩的なもの、現実的な現象とされるもの、生命力をあらわすもの、聖性をあらわすものなど、きわめて多様性に富む文化的概念だと指摘している〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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