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オペラ・セリア : ミニ英和和英辞書
オペラ・セリア
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


オペラ・セリア : ウィキペディア日本語版
オペラ・セリア

オペラ・セリア正歌劇イタリア語Opera seria, or dramma per musica; ドランマ・ペル・ムジカ, melodramma serio; メロドランマ・セリオ)は、1710年代から1770年頃までヨーロッパで支配的だった、高貴かつ「シリアス」(イタリア語:seria)なのこと。もっとも当時は「オペラ・セリア」という言葉が使われることは滅多になく、流行が廃れてから使われるようになった。歴史的ジャンルと見られたのである。オペラ・セリアのライバルは、即興的なコメディア・デラルテを手本とした喜劇的なオペラ、オペラ・ブッファである。
イタリア語で歌われる「オペラ・セリア」(オペラ台本は例外なくイタリア語で書かれていた)はイタリアだけでなく、イングランドや、ハプスブルク・オーストリアザクセンなどのドイツ諸国、さらにスペインでも上演された。しかし、フランスでは人気がなかった。自国のが好まれていたからである。
人気のあったオペラ・セリア作曲家には、アレッサンドロ・スカルラッティヨハン・アドルフ・ハッセレオナルド・ヴィンチニコラ・ポルポラゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルなどがいる。18世紀後半の作曲家では、トンマーゾ・トラエッタクリストフ・ヴィリバルト・グルック、そしてヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトなどがいる。
== 構造 ==
オペラ・セリアは、盛期バロック時代の厳格な「dramma per musica(音楽による劇)」の慣習に則って、「A-B-A」三部形式ダ・カーポアリアを発展することによって作られた。第一部(A)はテーマの提示で、第二部(B)はそれを補うもの、第三部(A)は歌手による音楽の飾りと仕上げを伴う第一部の繰り返しである。発展していく中で、アリアが長くなり、そのため一般的なオペラ・セリアの楽章は多くて30くらいである〔Grove, section 1: "Dramaturgy"〕。
始まりは急-緩-急の3楽章(イタリア風序曲形式)の器楽曲の序曲シンフォニア)で、それから登場人物の感情を表現したアリアと、台詞を含む一連のレチタティーヴォが続く。このパターンを唯一破るものは、主役の恋人たち二人によるデュエット(二重唱)だけである。レチタティーヴォは通奏低音チェンバロチェロなど)のみの伴奏で歌われるレチタティーヴォ・セッコが一般的だが、とくに激しい感情を表す時は、全弦楽器の伴奏で歌われるレチタティーヴォ・ストロメンタートになる。弦楽器とオーボエ(時にはフルートなど)の伴奏でアリアが歌われた後、登場人物は退場し、観客に拍手を促すのが一般的だった。これが3幕続き、そして歓喜のクライマックスとなり、陽気な合唱で締めくくられる。主演の歌手たちは、それぞれのアリアの雰囲気(悲しみ、怒り、英雄的、瞑想的)を正しく表現することが求められた。
オペラ・セリアのドラマツルギーは、フランス・オペラが堕落したオペラ台本としばしば批判したことへの返答として発展した。ローマに拠点を置くは、演劇の三一致の法則を遵守し、「不道徳な」筋を置き換え、新古典主義的原理と評されたイタリア・オペラの回帰に努めた。たとえば、台本の『ポッペーアの戴冠』は、楽しむことと同様に教えることを目的とした高徳な物語だった。しかし、古典劇のしばしば悲劇的な結末は、礼儀作法の意味で使われなかった。のような初期のオペラ・セリアの台本作家たちは、徳は報いられ、意気揚々と示されなければならないと感じていた。フランス・オペラの中では一般的なスペクタクルやバレエは取り除かれた〔Grove, section 1: "Dramaturgy"〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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