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オニハダカ属 : ウィキペディア日本語版
オニハダカ属[おにはだかぞく]

オニハダカ属(''Cyclothone'')はワニトカゲギス目ヨコエソ科に所属する魚類の分類群の一つ。オニハダカ ''C. atraria'' など13種が所属し、いずれも水深200~2,000mの中層で遊泳生活を送る深海魚である。その生物量は莫大であり、地球上の脊椎動物として最大の個体数をもつ一群と考えられている〔。
== 概要 ==
オニハダカ属はワニトカゲギス目に所属する深海魚のの一つで、2006年の時点で13種が知られている〔〔『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.208-209〕〔''Cyclothone pacifica'' を含め14種として扱う場合もある。〕。分布範囲は非常に広く、極圏を含めた全世界の海洋に生息する。特徴的な細長く弱々しい体つきから、オニハダカ属の魚類を見分けることは比較的容易である〔『魚の自然史 水中の進化学』 pp.117-132 「分子系統からみた深海性オニハダカ属魚類の大進化」(執筆者:宮正樹)〕。体長は最大でも7cm未満と小型であり、小さな眼と大きな口、そして腹側に並んだ発光器をもつ。海底から離れ、中層を漂って生活する遊泳性深海魚に分類されるグループであり、その数は非常に多い。ギンハダカ科ウキエソ属の魚類と並んで最も個体数の多い脊椎動物とされ〔、中深層から漸深層にかけての深海生態系で重要な役割を果たしていると考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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