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エネルギア : ミニ英和和英辞書
エネルギア[ぎあ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ギア : [ぎあ]
 【名詞】 1. gear 2. (n) gear

エネルギア : ウィキペディア日本語版
エネルギア[ぎあ]

エネルギア(、エネルギヤとも)は、ソビエト連邦の大型ロケットNPOエネルギアが開発し、制御システムはNPO "Electropribor"が開発した。〔Krivonosov, Khartron: Computers for rocket guidance systems 〕〔Control systems for intercontinental ballistic missiles and launch vehicles 〕 エネルギアはケロシン/液体酸素を推進剤とするRD-170エンジンを備えた4本の液体燃料補助ロケットを備え、中央部には液体水素/液体酸素を推進剤とする4基の単燃焼室のRD-0120 (11D122)エンジンを備える。〔Russian Space Web, Energia page. Accessed 21 September 2010〕
打上げシステムは機能の異なる2種類があり: ''エネルギア-ポリュス''は最初の試験機で、ポリュスシステムを最終段に使用してペイロードを軌道へ投入する仕様で''エネルギア-ブラン''〔Bart Hendrickx and Bert Vis, ''Energiya-Buran: The Soviet Space Shuttle'' (Springer Praxis Books, 2007) Link 〕はブラン宇宙船がペイロードである。打ち上げ能力は低軌道へ100トン、静止軌道へ最大20トン、月周回軌道へ最大32トンである。〔Launch vehicle "Energia" Official Site
== 概要 ==
エネルギアロケットはTsAGI(中央空気流体力学研究所)および、"S.P.コロリョフ ロケット&スペース コーポレーション エネルギアによって設計された、重量物打ち上げ用使い捨てシステム。また、ソ連版スペースシャトルとも呼ばれる「ブラン」を打ち上げるためのブースタとして開発されたが、ソ連崩壊と財政難により計画は中止された。
スペースシャトルで一番大きく見える外部燃料タンクはオービタに燃料を供給するだけでエンジンは備えないが、エネルギアはスペースシャトルの外部燃料タンクに相当する部位がロケット本体である。オービタであるブランは打ち上げ用のエンジンを持たず(帰還に必要なエンジンは持つ)、エネルギアによって運ばれる。また、エネルギアは必ずしもブランとともに使う必要はなく、ロケット単体で使用することができる。
旧ソビエトの他のロケットと同様に整備棟(N-1ロケット用に建てられた)内で水平に組み立てられ、射点に運搬されてから垂直に起こされる。その為、頑丈に出来ている。
メインロケットは液体酸素と液体水素を推進剤としたRD-0120(推力 1,960kN)エンジン4基を持つ。
補助ブースターロケットは「M・K・ヤーンヘリ記念ピウデーンネ設計局」(ロシア語名「M・K・ヤーンゲリ記念ユージュノエ設計局」)で設計され、ケロシンと液体酸素を使用するRD-170(推力 7,887 kN)エンジン1基を持つ。メインロケットは使い捨てだが、補助ブースターは複数回の再利用を予定されていた。
エネルギアはメインロケットと4基の補助ブースターロケットの組み合わせだが、補助ブースターの本数を8本に増やしたバルカンロケットから、エンジンを1基に減らし小型化したメインロケットと補助ブースター2本という組み合わせのエネルギアMまで、さまざまな改良版が計画または試作され、打ち上げ能力が200トン~35トンまで対応できるシステムに発展する予定であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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