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エドガー・ライス・バローズ : ミニ英和和英辞書
エドガー・ライス・バローズ[ろーず]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ローズ : [ろーず]
 【名詞】 1. rose 2. (n) rose

エドガー・ライス・バローズ : ウィキペディア日本語版
エドガー・ライス・バローズ[ろーず]

エドガー・ライス・バローズ(''Edgar Rice Burroughs'', 1875年9月1日-1950年3月19日)はアメリカ小説家。「エドガー・ライス・バロズ」(ハヤカワ文庫SF〔エドガー・ライス・バロウズ 『類猿人ターザン』 高橋豊訳、早川書房ハヤカワ文庫特別版SF〉、1971年、等。〕)、「E・R・バローズ」(創元推理文庫〔E・R・バローズ 『火星のプリンセス』 厚木淳訳、東京創元社創元推理文庫〉、1980年、等。〕)の表記もある。頭文字で単にERBとも書かれる。
SF以外にはターザン・シリーズなどの冒険小説も執筆した。
== 概略 ==

=== 生涯と著作===
; 1875年9月1日
: アメリカ合衆国イリノイ州シカゴで誕生。4人兄弟の末子。父は工場経営者で、元大尉(旧北軍に所属)。軍人気質であり、厳しい性格だった〔エドガー・ライス・バロウズ 「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 高橋豊訳、早川書房〈ハヤカワ文庫特別版SF〉、森優、1971年、385頁。〕。
; 少年期
: 父の指示により、軍人養成学校に入学するが、退学する。ウエストポイント陸軍士官学校へも入学できず、軍人になる事を諦める。父の会社の事務員、騎兵隊員、会計係などの職を転々とする〔「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 385頁。〕。
: 最終学歴はミシガン・ミリタリー・アカデミー(軍事教育を重視する私立高等学校)。卒業後、第7騎兵隊に入隊し、アリゾナ州フォート・グラントに配属された〔エドガー・ライス・バローズ 「バローズとウェスタン」『ウォー・チーフ』 厚木淳訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、1989年、329頁。〕。
; 1900年
: 10年の交際を経て〔「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 385頁。〕、エマ・ハルバートと結婚する。
: この時期、鉱山師、鉄道保安官、速記屋、セールスマンなどに転職。広告代理店などの事業も行ったが、全て長続きしていない〔「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 385頁。〕。
; 1911年
: オール・ストーリーズ・マガジン社に送った小説原稿『デジャー・ソリス、火星のプリンセス』(''Dejah Thoris, Princess of Mars'') の前半がトーマス・ニューウェル・メトカーフに気に入られ、採用となる。
; 1912年
: 2月から6月にかけて、「オール・ストーリー」に処女作『火星の月の下で』(''Under the Moons of Mars''、後に『火星のプリンセス』と改題)が連載される。原稿料は400ドル〔E・R・バローズ 「訳者あとがき」合本版・火星シリーズ第3集『火星の秘密兵器』 厚木淳訳、東京創元社〈創元SF文庫〉、2001年、915頁。〕。
: 第2作『トーンの無法者』 (''The Outlaw of Torn'' 未訳)を書き上げるが、雑誌社に掲載を断られる。この作品は13世紀のイギリスを舞台にした歴史小説でアクションシーンも多い。なお、グレイストーク卿(ターザンの先祖)が登場するシーンがある〔E・R・バローズ 「訳者あとがき」『カリグラ帝の野蛮人』 厚木淳訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、1982年、280頁。〕〔E・R・バローズ 「訳者あとがき」『ターザン』 厚木淳訳、東京創元社〈創元SF文庫〉、1999年、394頁。〕。
: 10月、第3作『類猿人ターザン』(ターザン・シリーズの第1作)掲載。原稿料は700ドル、とバローズは記憶している〔エドガー・ライス・バロウズ 「帰ってきた英雄」『ターザンの復讐』 高橋豊訳、早川書房〈ハヤカワ文庫特別版SF〉、1971年、森優、362頁。〕。
; 1913年
: 2月、父が死亡。13日後、第3子が誕生〔「帰ってきた英雄」『ターザンの復讐』 363頁。〕。
: 『ターザンの復讐』(シリーズ第2作)が、オール・ストーリーに掲載を断られる。ライバル誌のニュー・ストーリーに売り込み、1000ドルで採用され、6月号から掲載される(全7回)〔「帰ってきた英雄」『ターザンの復讐』 363頁。〕。
: これをきっかけに、人気大衆小説家としての地位を確立し、貧困生活から脱出〔「帰ってきた英雄」『ターザンの復讐』 363頁。〕。以後、精力的に創作活動に従事する。
; 1914年
: 初の単行本である『類猿人ターザン』が刊行。
; 時期不明
: 第一次世界大戦1914年-1918年)に陸軍少佐として応召〔E・R・バローズ 「訳者あとがき」『金星の海賊』 厚木淳訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、1967年、272頁。〕。
; 1916年1924年
: 火星シリーズ、ターザン・シリーズなどで成功するも、「荒唐無稽な話しか書けない」と批判される。恋愛小説、現代小説を手がける(#未訳)が、売れ行きは芳しくなく、以後は冒険小説・SF小説に絞る〔エドガー・ライス・バロウズ 「ターザン・火星・金星以外のバロウズ作品について」『時に忘れられた世界』 関口幸男訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、野田昌宏、1970年、198頁。〕。
; 1917年
: 『火星のプリンセス』出版。単行本としては5冊目に当たる。
: カリフォルニア州サンフェルナンド谷に土地を購入、豪邸を建ててランチョ・ターザナと命名。後にバローズを称え、この土地は正式にターザナと命名された〔「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 386頁。〕。
; 1930年
: 『火星の秘密兵器』がブルー・ブック・マガジンに掲載。火星シリーズ、ターザン・シリーズ、ペルシダー・シリーズ他の諸作品で流行作家として地位が確立しており、原稿料は8000ドル(処女作の20倍)に跳ね上がった〔「訳者あとがき」合本版・火星シリーズ第3集『火星の秘密兵器』 914-915頁。〕。
; 1935年
: 最初の妻と離婚〔「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 386頁。〕。
; 1939年
: ハワイを訪れるようになり、以後、何度も足を運ぶ〔「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 386頁。〕。
; 1941年
: 2番目の妻と離婚〔「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 386頁。〕。
: 真珠湾攻撃を目撃〔E・R・バローズ 『月からの侵略』 厚木淳訳、東京創元社〈創元SF文庫〉、1978年の裏表紙には、真珠湾攻撃当日の風景と、それを双眼鏡で眺めるバローズらの写真が掲載されている(初版)。〕。現地の新聞社に何度も投稿した〔「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 386頁。〕。
; 1944年〔「史上最大最高の冒険ヒーロー」『類猿人ターザン』 385頁。〕頃
: 従軍記者として第二次世界大戦に参加。以後、創作活動を中断する。
: ロサンゼルス・タイムズの特派員に志願。B-29の爆撃にも参加〔エドガー・ライス・バロウズ 「バロウズの最高作」『月の地底王国』 関口幸男訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、森優、1970年、288頁。〕。
: マリアナ作戦に特派員として参加〔「訳者あとがき」『金星の海賊』 272頁。〕。
; 1950年3月19日
: カリフォルニア州エンシーノで心臓病のため死去。この時点での単行本は60冊〔リチャード・A・ルポフ 『バルスーム』 厚木淳訳、東京創元社、1982年、264頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エドガー・ライス・バローズ」の詳細全文を読む




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