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ウェスタの巫女 : ミニ英和和英辞書
ウェスタの巫女[じょ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かんなぎ, ふ]
 【名詞】 1. medium 2. diviner 3. shrine maiden
巫女 : [みこ]
 【名詞】 1. (1) shrine maiden 2. virgin consecrated to a deity 3. (2) medium 4. sorceress
: [じょ]
 【名詞】 1. woman 2. girl 3. daughter

ウェスタの巫女 ( リダイレクト:ウェスタの処女 ) : ウィキペディア日本語版
ウェスタの処女[うぇすたのしょじょ]

ウェスタの処女(ウェスタのしょじょ、ラテン語:Vestales(複数形)、Vestalis(単数形)、英語:Vestal Virgin)あるいはウェスタの乙女ウェスタの巫女は、古代ローマ信仰された床をつかさどる女神ウェスタに仕えた巫女たちのこと。ウェスタの聖職者団およびその安寧はローマの永続と安定の根本であるとみなされ、ウェスタは彼女たちの守る決して絶やしてはならない聖なるとして具現化された。ウェスタの処女たちは、結婚子育てといった一般的な社会的義務から解放されていた。それは彼女たちが国教に遵ずることを学び、また正すことに奉仕するため、純潔を誓っていたからである。それは男性の聖職者たちにはできないことだった〔ウェスタの処女についてのより浩瀚な研究については以下を参照 Ariadne Staples, ''From Good Goddess to Vestal Virgins: Sex and Category in Roman Religion'' (Routledge, 1998).〕。
== 処女神ウェスタ ==

ウェスタは家政をつかさどりまた結婚を庇護する女神であったが、自身は「結婚・出産」することのない「処女神」であった。神話そのものはほとんど残されておらず、偶像崇拝のなされなかった稀有なであった。彼女は火そのものとして崇められたのだ。藤澤桂澄は、ウェスタの処女性は今日考えられているような男性が父権制のもとでつくりあげたものではなく、それ以前のはるか昔における「母権制」の産物であった可能性を指摘している。彼女によれば、ウェスタをはじめとした「処女神」は出産による「死と再生」の神話ではなく、「異界への接続」をこそつかさどる〔藤澤 2004年、pp.112-116〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウェスタの処女」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vestal Virgin 」があります。




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