翻訳と辞書
Words near each other
・ ウィリアム・フェクテラー
・ ウィリアム・フェッセンデン
・ ウィリアム・フェルトン・ラッセル
・ ウィリアム・フェレル
・ ウィリアム・フォックス
・ ウィリアム・フォックス (政治学者)
・ ウィリアム・フォックス (映画プロデューサー)
・ ウィリアム・フォックスウェル・オルブライト
・ ウィリアム・フォックス・タルボット
・ ウィリアム・フォン
ウィリアム・フォークナー
・ ウィリアム・フォーサイス
・ ウィリアム・フォーサイス (バレエダンサー)
・ ウィリアム・フォーサイス (俳優)
・ ウィリアム・フォーサイス (園芸家)
・ ウィリアム・フォーサイス・シャープ
・ ウィリアム・フォーブス=センピル
・ ウィリアム・フッカー (植物画家)
・ ウィリアム・フットキンス
・ ウィリアム・フュー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ウィリアム・フォークナー : ミニ英和和英辞書
ウィリアム・フォークナー[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ウィリアム・フォークナー : ウィキペディア日本語版
ウィリアム・フォークナー[ちょうおん]


ウィリアム・カスバート・フォークナー(William Cuthbert Faulkner, 本名:Falkner, 1897年9月25日 - 1962年7月6日)は、アメリカ合衆国小説家ヘミングウェイと並び称される20世紀アメリカ文学の巨匠であり、南部アメリカの因習的な世界を「意識の流れ」を初めとする様々な実験的手法で描いた。代表作に『響きと怒り』、『サンクチュアリ』、『八月の光』、『アブサロム、アブサロム!』など。1949年度ノーベル文学賞受賞。
フォークナーはその生涯の大半をミシシッピ州ラファイエット郡の田舎町にある自宅「」()で過ごしており、彼の作品の大部分は同地をモデルにした架空の土地ヨクナパトーファ郡ジェファソンを舞台にしている。これらの作品はオノレ・ド・バルザック的な同一人物再登場法によって相互に結び付けられ、その総体はヨクナパトーファ・サーガと呼ばれる。
弟のも作家で、一時は兄をうわまわる人気作家だった〔尾崎俊介『紙表紙の誘惑』(研究社)P.198〕。ジョンは兄の死の直後の1963年、兄についての回顧本『響きと怒りの作家―フォークナー伝』を執筆している。
== 生涯 ==

=== 前半生 ===
1897年、ミシシッピ州の田舎町ニューオールズバニーに生まれる。4人兄弟の長男で、2番目の弟ジョン・ウェズレーも後に作家となる。フォークナーの父は、当時は曽祖父が開業した地方鉄道の駅長をしており、フォークナー家がミシシッピ州に移ったのは、この曽祖父の代からである。曽祖父ウィリアム・クラークは、弁護士として名を挙げ、南北戦争の際には義勇軍の隊長として出征、戦後は弁護士の傍ら事業や議会に進出し、さらに小説や紀行を書きベストセラーとなるなどした傑物であり、幼いフォークナーの尊敬の的であった。
一家は、ウィリアムが生まれた翌年にニューオールズバニーの北に位置するリプレーに移ったが、ウィリアム5歳のとき、祖父が地方鉄道の事業を手放したことから、父が駅長を辞め、その関係でさらに同州に移った。以後、フォークナーは、生涯のほとんどをこの地で過ごすことになる。彼は、10歳の頃から詩作をはじめたが、その反面学校での勉強には興味が持てず、高校を1年で中退している。しかし、その前後にフィリップ・ストーンという4歳年上の法学生との交友が始まり、文学への関心が深かった彼の手ほどきで、豊かな文学的教養を身につけることができた。
一時祖父の経営する銀行に勤めるなどしていたフォークナーは、第一次大戦勃発後に軍への入隊を希望し、1918年7月に英空軍に入ると訓練生としてカナダのトロントに送られている。しかし、同年11月に戦争が終わったため、実戦に出向く機会のないまま少尉に特別進級し除隊となった。この際、復員兵に対する特別措置を利用し、翌年9月にミシシッピ大学に特別学生として入学する。教養学科の授業を受けるがほとんど興味がもてず、1年で退学。しかし、この頃から大学の新聞雑誌に詩や小品を発表し始める。大学中退後は、一時ニューヨークに赴いて書店で働き(この時の店の支配人が後述のアンダソンと後に結婚する)、短期間で戻って1921年にミシシッピ大学の郵便長となるが、1924年に免職となった。この年に、ストーンの尽力で第一詩集『大理石の牧神』を出版している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウィリアム・フォークナー」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.