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インダストリアル : ミニ英和和英辞書
インダストリアル
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


インダストリアル : ウィキペディア日本語版
インダストリアル

インダストリアル(Industrial)は、電子音楽の一種である。ノイズミュージックと関連性が大きい。
== 概要 ==

=== 初期インダストリアル ===
1977年スロッビング・グリッスルが発表した1stアルバム『The Second Annual Report』のジャケットに、“INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE”というコピーが掲げられている。これは「工業生産される大衆音楽」へのアンチテーゼ(皮肉)として書かれたもので、これがインダストリアルというジャンルの出発点とされている〔ちなみにこの言葉自体はスロッビング・グリッスルと交流のあった前衛芸術家モンテ・カザッザ(Monte Cazazza)の発言がもととされている。〕。1980年代にはアメリカミニストリーMinistry)らによるインダストリアルが生まれた。
1970年代にイギリスで生まれた初期インダストリアルのスロッビング・グリッスルやキャバレー・ヴォルテールらは、同時代のパンク・ロックと同様に、従来のロックに反発しただけでなく、パフォーマンス・アートの要素を強く持っていた。ミニストリーのアルバム''Twitch''に収録された''Isle Of Man (Version II)''は、オリジナルのインダストリアルのテイストをよく伝えるものである。
ほかに、スロッビング・グリッスル以前からメタルパーカッションによるパフォーマンスを行っていた先駆者ゼヴ(Z'ev)、メタルパーカッションに加え廃材やドリル、チェーンソーを多用したアインシュテュルツェンデ・ノイバウテン(Einstürzende Neubauten)、テスト・デプト(Test Dept.)、攻撃的な高周波数の音を用いたSPKホワイトハウス(Whitehouse)、工場の機械音を再構成したヴィヴェンザ(Vivenza)、極度に歪めた電子音を駆使したマウリツィオ・ビアンキ(Maurizio Bianchi)、歪めた電子音に加え金属の打撃音を用いたエスプレンドー・ジオメトリコ(Esplendor Geométrico)などがいる。これらは主に1980年代に結成され活動したバンド/ミュージシャンであるが、1990年代に入るまでには活動を停止したり、方針転換を余儀なくされた。しかしゼヴやホワイトハウスはスタイルをほとんど変えることなく現在も活動を続けている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「インダストリアル」の詳細全文を読む




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