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イタダキマン : ウィキペディア日本語版
イタダキマン

タイムボカンシリーズ イタダキマン』は、『タイムボカンシリーズ』第7作目としてフジテレビ系列1983年4月9日から同年9月24日まで毎週土曜夜7時30分 - 8時00分に全20回(ただし、野球中継のために本放映では第19話が未放映)が放映された、タツノコプロで制作されたテレビアニメタイムボカンシリーズ最後のモノラル放送でもある。
== 概要 ==
各種設定は『西遊記』をモチーフにし、前作までの巨大ロボット路線から巨大変身するヒーローものになっている。本作ではタイムトラベルはしない〔「タイムトラベルをしない」設定になっている『ヤッターマン』(第1作)でも、第11話ではバキューダ島のタイムトンネルでタイムトラベルをし(第38話でもタイムトラベルをしたがこれはボヤッキーの夢)、同じ設定の後継作『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』では第16話のみ、『ヤッターマン』(第2作)では第14・18・27・33話の4回に渡ってタイムトラベルをしているので、全くタイムトラベルをしてない作品は本作と『夜ノヤッターマン』のみである。〕が、シリーズの主たるテーマだった「モノ探し」の要素が復活。作風も前番組『逆転イッパツマン』にあったシリアスな要素が払拭され、シリーズ本来のコメディーとなり、原点回帰を目指した。
その上で、「主人公が素性を隠して平素は三悪人と行動している」「イタダキマンの毎回の敵は妖怪であり、三悪人は妖怪の戦闘をサポートするセコンド的立場となった」「これまでメカに乗り込んで戦ってきたヒーロー自身が巨大化変身して戦う」など、新たなアイデアも導入している。
企画段階では「オシャカマン」というタイトルだったが、「おしゃかになる」が「だめになる」という意味になり縁起が悪いために改題された。『イタダキマン』のタイトルの由来は「視聴率を戴く」という意気込みを込めたものである〔笹川ひろし「第25章 ここであったがこんにちは!イタダキマン現る!!」『ぶたもおだてりゃ木にのぼる』ワニブックス、2000年9月25日、ISBN 4-8470-1358-1、273-277頁。〕。
これまで『タイムボカンシリーズ』の放映時間が18時30分だったのが、本作では1時間遅い19時30分からに移動した。当時フジテレビのこの枠は1980年3月に「欽ちゃんのドンとやってみよう!」が終了して以来、どの番組も視聴率不振のため半年以内で打ち切られる鬼門枠だった〔ひどい場合は「フーセンのドラ太郎」のように、クール途中で打ち切られたものもある。〕。そこで、この枠のてこ入れのためにタイムボカンシリーズが移動したものの、第20話で打ち切りという短命に終わり、『タイムボカンシリーズ』も本作で一旦終了することになった。(次作以降として「タイムボカンエクスプレス」、「タイムボカンウォーズ サッパリマン」が企画されていたが、ボツ作品となってしまった。)
2000年までは名実ともにタイムボカンシリーズ最後のテレビアニメ作品だったが、この年に『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』がテレビ東京系列にて制作・放映された事でシリーズとしての最終作の位置は同作に譲る事になった。ただし「フジテレビ版」および「昭和のタイムボカンシリーズ」としての最終作の位置は変わらず、2008年に放送されたリメイク版『ヤッターマン』においてタイムボカンシリーズがネタにされた時にも登場したのは本作までである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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