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イタセンパラ : ウィキペディア日本語版
イタセンパラ

イタセンパラ(板鮮腹、''Acheilognathus longipinnis'')は、コイ科タナゴ亜科タナゴ属に分類される淡水魚の一種。別名はビワタナゴ(琵琶鱮、琵琶鰱)。
==分布==
日本固有種淀川水系富山平野濃尾平野の3か所に分布するが〔中村 (1969) pp.56-65〕、それぞれ生息地は限定的で個体数も減少しており絶滅が危惧されている(後述)。日本海側を含むそれぞれ離れた地域に限局して生息するという特異な分布状況は生物地理学的見地からも貴重である〔中村 (1974) p.152〕。DNA解析とマイクロサテライト分析により、各地域個体群はそれぞれ固有の遺伝的組成をもつことが判明している〔岡崎ほか (2006) pp.276-279〕〔山崎ほか (2010) pp.143-148〕。
かつては琵琶湖の内湖〔本湖と水路で繋がった形で周辺に存在する池沼・湿地帯。干拓や埋立により面積の82%が消失した(琵琶湖環境科学研究センター調査)。〕や巨椋池に多く生息したが、いずれも戦前までに絶滅した。1941年に干拓で消滅した巨椋池の名残と考えられる京都競馬場内の池が京都府により1999年に生態調査されたが本種は確認されなかった〔京都府 レッドデータブック 京都競馬場調査 1999年〕。ビワタナゴの別名は本種の模式産地〔原記載に使用された模式標本の採取地。Yamasabu River , Lake Biwa となっている。〕である琵琶湖に由来する。しかし1936年以降琵琶湖およびその周辺での確認例はなく、現在生息する可能性はない〔田中 (1997) pp.86-94〕。国立科学博物館東京大学には琵琶湖産個体の標本が保存されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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