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アウルトニ・マグヌッソン写本コレクション : ミニ英和和英辞書
アウルトニ・マグヌッソン写本コレクション[あうるとにまぐぬっそんしゃほんこれくしょん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

アウル : [あうる]
 (n) owl, (n) owl
: [しゃ]
 【名詞】 1. photograph 2. copy 3. transcribe 4. duplicate 5. reproduce 6. trace 7. describe 8. picture 
写本 : [しゃほん]
 【名詞】 1. manuscript 2. written copy 3. codex
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 

アウルトニ・マグヌッソン写本コレクション : ウィキペディア日本語版
アウルトニ・マグヌッソン写本コレクション[あうるとにまぐぬっそんしゃほんこれくしょん]
アウルトニ・マグヌッソン写本コレクション(, )とは、アイスランドの学者・古物収集家アウルトニ・マグヌッソン(1663年 - 1730年、ラテン語名 Arnas Magnæus)が蒐集した写本群のことである。アルナマグネアン写本コレクション〔『北欧神話・宇宙論の基礎構造 「巫女の予言」の秘文を解く』(白凰社明治大学人文科学研究所叢書〉、1994年、ISBN 978-4826200776)p.14 に用例あり。〕、アルナマグネア写本コレクションアルナマグネア・コレクション菅原邦城訳、エリアス・ヴェセーン『北欧の言語』(東海大学出版会、1973年)p.40,41,43 に用例あり。〕などとも。
アウルトニは、王立文書館の書記官およびコペンハーゲン大学での古代デンマークの遺物に関する教授職としての職務に加え、その生涯の多くを写本の蒐集に費やした。これらの写本の大部分は、アウルトニの生地であるアイスランドで蒐集されたものだが、またノルウェースウェーデンデンマークの重要な写本も多く集められており、さらにはそれ以外の地域、特にヨーロッパ大陸からの写本も、数多く含まれている。
アウルトニ・マグヌッソン写本コレクションに含まれるコデックスの書誌情報は、通例「AM+(通番)+(判型)」という形で表される(例: AM 242 fol, AM 748 I 4to)。
== 歴史 ==
アウルトニは1730年に亡くなるとき、自身のコレクションをコペンハーゲン大学に遺贈することを希望し、彼の死後まもなくコレクションは大学図書館の所蔵となった。アウルトニの遺産収入を基金とし、コレクションの研究・出版を目的とする遺贈財団(, )が1760年に設立されたが、実際の運営は1772年のいわゆる「アーナマグネアンスケ委員会」()を待つこととなる〔「アーナマグネアンスケ委員会」の表記はによる。同論文では委員会の設立を1760年とするが、デンマーク語資料()にあるように、財団が1760年、委員会が1772年。〕。コレクションは、その後も長い時間をかけて、一冊一冊の購入や寄贈、数多くの他の比較的小規模なコレクションの追加によって拡張されていった。後者の例として、デンマークの文法家ラスムス・ラスクのコレクションが挙げられ、その物品の総数は約3000品目にのぼる。
1956年には、コレクションに含まれる写本群の保全とさらなる研究を行うために、(, 現在の )が設立された。
20世紀後半に、コレクションの約半分がデンマークからアイスランドへと返還された。詳細は後続の節を参照のこと。
2009年には、その歴史的価値が認められ、「Arnamagnæan Manuscript Collection(アウルトニ・マグヌッソン写本コレクション)」としてユネスコ世界の記憶に登録された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アウルトニ・マグヌッソン写本コレクション」の詳細全文を読む




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