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どきばぐ : ミニ英和和英辞書
どきばぐ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


どきばぐ ( リダイレクト:ドキばぐ ) : ウィキペディア日本語版
ドキばぐ

ドキばぐ』は柴田亜美の漫画作品。 「週刊ファミ通」で連載しており、その後2009年1月より連載休止中。タイトルの由来は、セガ(後のセガ・インタラクティブ)からリリースされたアーケードゲームの『ばくばくアニマル』から。
== 概要 ==
週刊ファミ通にて連載されていた『ジャングル少年ジャン』の連載中、1996年8月5日号に同作の番外編として、著者が各社のゲームクリエーターから読者プレゼントのグッズをもらうというレポート漫画が掲載。以降、不定期で番外編が掲載され、1997年1月3日号より、『ジャングル少年ジャン番外編ドッキンばぐばぐアニマル』というタイトルにて隔週連載となる。2001年10月19日号より、タイトルが長すぎるということもあって省略し、『ドキばぐ』とした。その後、作者多忙のためか月1連載となる。それでも掲載されないことが多く、特集という体裁をとって過去の作品を紹介したり攻略本へ掲載された漫画を載せてしのぐこともあった。
2009年1月9日・16日合併号、2009年1月23日号にて2号連続掲載の後、『ファーストシーズン終了』として連載休止。
作者の作品の中で一番の長期連載で、『ジャングル少年ジャン』の連載スタートから2009年に連載休止するまで、約13年間に渡る連載となった。
その後、2010年3月21日発売の『ファミ通・通巻1111号』(4月1日増刊号)の記念号に新作を掲載し、さらに2012年8月30日発売(9月13日号)から「特別復活編」として不定期掲載を開始(ただし、セカンドシーズンの本格的な連載再開かどうかは不明)。
== 内容 ==
内容はゲーム業界のレポート漫画。家でゲームをプレイする様子、ゲーム会社への取材の様子などを描いている。また、他の漫画家のパロディを行う場合もある。
タイトル改名以降では、上記のようなレポート式の内容の回は減少傾向にあり、新作のゲームのパロディや、浜村がいきなり押し付ける無理難題を作者らが冷たくあしらう様子などの内容が増加傾向にある。
== 主な登場人物 ==
; 柴田亜美
: 作者本人。普段はタヌキの姿で描かれている。ちなみに連載初期はタコの姿で描かれることが多かった。 ゲームは好きだが腕は決して良くない。その主な理由はゲームの取扱説明書を読まないから。また、攻略方法を聞く為にアシスタントに夜中に電話をかけ、「攻略本を買え」と言われた時「攻略本を買ったら自力でクリアした事にならない」と言い放った事がある。
; チップス小沢
: ファミ通副編集長兼姉妹雑誌「エンタミクス」の編集長の担当編集。本名・小澤繁夫。普段はネコの姿で描かれている。漫画の中で「この漫画、実話なんですか?」と質問されるのがつらいと発言した事がある。ドキばぐの打ち合わせで出た「シェンムー」や「ヴァルキリープロファイル」よりも最優先で「水木しげるの妖怪写真館」の妖怪撮影をやりまくったり、鬼太郎シリーズのゲームを3本同時にプレイしたこともある程のゲゲゲの鬼太郎のファンで、本人曰く「社員証は持ってこなくても鬼太郎のゲームは離さない」と公言したほどである。すでに既婚者で、2012年11月発売のファミ通で掲載された特別復活編5では、スクウェアエニックスの本社引越し直前の取材当日に奥さんの出産日とぶつかってしまうという幸運?な出来事に出くわした。
; 浜村弘一
: 超が出るくらいの阪神タイガースファンのエンターブレイン代表取締役社長。漫画内では、何回も殺される様な行為を受けるなどなど、社長(作中の肩書は変酋長)なのに尊敬されていない扱いを受けている。二人からは「ヒゲ」と呼ばれている。たまに、漫画「釣りバカ日誌」の浜ちゃんのような絵柄で登場する。
; メタボ池田
: 特別復活編開始から、チップス小沢に加わる様に担当になった編集者。本名・池田信一。その渾名どおり、ふくよかな体格をしている。普段は、柴田・小沢と一緒に動いたりするが、オトナファミの編集でチップス小沢が来れない場合は、柴田と一緒に動く。
== エピソード ==
* 柴田はこの連載が評価され、2001年の第5回日本ゲーム大賞にて、ゲーム業界に貢献した著名人に贈られる「ベストゲーマー賞」を受賞した〔「 第5回日本ゲーム大賞 受賞作品一覧 」社団法人コンピュータエンターテイメントソフトウエア協会、2014年9月19日閲覧〕。
* 本作の「本編」である『ジャングル少年ジャン』は未完である。また、ゲームメーカーの営業社員やクリエイターを元にしたキャラを登場させた流れから本作に自然に移り変わったため、そもそも終了すらしていない。
* 作中ではアポなしでメーカーを訪問しているように描かれているが、実際は担当の小沢がちゃんと連絡を取っている。しかし、社内の休憩所の冷蔵庫を勝手にチェックするなどといった傍若無人ぶりは事実らしい〔コラム『浜村通信』(「週刊ファミ通」連載)〕。
* ゲーム業界での人気、知名度は高い。以前浜村と柴田がバンプレストに取材に行った際、とあるブースで一人のバンプレスト社員が「ファンなんです。サインください。」と言うと、それを皮切りに「僕もファンです。」「私もなんです。」と次々とサインを求める人たちが集まり、ミニサイン会のようになったという〔。
* 柴田はこの連載により、ファミ通編集者もめったに会えないような大物ゲームクリエイターとも交流がある。特に仲が良いのが中裕司である。担当を含め3人旅もしたことがあり、マンガ内に登場したクリエイターでは登場回数が最も多い。また、数年前とあるレストランで開かれた作者の誕生日パーティーには、多数の著名なゲームクリエーターが参加した。その後、作者の自宅で二次会を開いたときには、中裕司岡本吉起小島秀夫松野泰己らが参加し、一緒に「ファンタシースターオンライン」を楽しんだという〔。
* 2009年1月30日号のファミ通で行われた小島秀夫と名越稔洋との対談で、「僕たちが初めて出会ったのは柴田先生の飲み会に誘われたとき」というエピソードが語られた。また名越は柴田の紹介で多くのクリエーターと出会えたことから「今考えると柴田先生の功績ってすごい」と語った。
* 漫画の作中で、ゲームショーにて本作のグッズを作者と小澤が売りまわった際、Vジャンプの副編集長ドリームキャストマガジンの編集長(つまり他社の編集者)にグッズを買ってもらったと発言した事がある。小澤に至っては「オレ、名刺交換もしちゃったヨ。」と発言。しかも「実話です」と付け加えられていた。
* 1997年バンプレストが「ファミ通キャラクターズ」というプライズゲーム用景品ぬいぐるみのラインナップに、タコの姿をした柴田亜美が入っている。
* 『スターオーシャン Till the End of Time』を取り上げた回ではそのゲームの発売が急遽延期になったため描き直しが間に合わず場面転換して経緯を述べる白黒ページが載ることになった。この回は単行本でも修正されていない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドキばぐ」の詳細全文を読む




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