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せり込み蝶六(せりこみちょうろく) は、富山県(越中国)魚津市で歌い継がれている富山県を代表する民謡の一つである。この民謡は、毎年8月初旬に開催される、じゃんとこい魚津まつり最終日のせり込み蝶六街流しにて唄い踊られる。 == 来歴 == この民謡は浄土真宗の仏教口説きを起源とし、江戸時代に越後国の瞽女唄の影響により変化したものを、毎年お盆に寺や神社の境内で扇子や提灯、傘などを持って祖先の御霊と豊作を祈って踊りあかしたのが始まりとされる。1946年(昭和21年)に富山県民謡大会に出場。この時民謡研究家町田嘉章によって「せり込み蝶六」と名づけられた。同年11月には、魚津せり込み蝶六保存会も設立され、1963年(昭和38年)4月1日には魚津市の無形民俗文化財に指定されている。現在は毎年8月第1金曜日から3日間に渡って開催されるじゃんとこい魚津まつり最終日のせり込み蝶六街流しにて、地元住民、地元企業、各種団体のグループなど3000人以上が保存会の唄と演奏に合わせて踊り流す。なお「せり込み蝶六」とは、「口速や(くちばや)」という意味を表すせり込みと、「ちょろける(不安定な状態で揺れるの意)」が訛ったものと言われる蝶六が合わさった言葉であるが、蝶六のいわれについては定かではない。2006年(平成18年)には、「とやまの文化財百選(とやまの祭り百選部門)」に選定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「せり込み蝶六」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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