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おのがものを取りて、行け : ミニ英和和英辞書
おのがものを取りて、行け[おのがものをとりていけ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くだり, ぎょう]
 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse 

おのがものを取りて、行け : ウィキペディア日本語版
おのがものを取りて、行け[おのがものをとりていけ]

おのがものを取りて、行け』(Nimm, was dein ist, und gehe hin)BWV144は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1724年2月6日の七旬節の礼拝のために作曲した教会カンタータ。全6曲からなり、1724年春のカンタータの中では異例の地味なオーケストレーションから、偽作説も取り沙汰されている。演奏機会が非常に少なく、耳にする機会に恵まれない作品である。
==概要==
自筆の総譜で伝承されている。他人の作品を筆写したとは思えないほど多数の訂正箇所があり、偽作説を支持する者は少ない。
144番を演奏する七旬節の礼拝では、マタイ福音書第20章1-16節の「葡萄畑の労働者の喩え」が説教主題となる。一日中働いた者にも、日暮れ前に呼び寄せた者にも、主人が等しい日当を支払ったことに対し、一日中働いた者が不平を述べる。主人は彼との契約を守りつつ、僅かでも働いてくれた者にも等しく報いたいと願ったことを打ち明けるとともに、彼の嫉妬心を厳しく諌める。この喩えは、本職の神学者にとっても解釈が難しいものであったといわれている。
テキストは不平を述べた労働者の嫉妬心をキリスト者全体に敷衍し、神の真意を信じて信仰を貫くことを要求する。この台本作者は不明。1月6日の顕現祭で演奏した65番以来、1ヶ月ぶりに冒頭に聖句を配置している。但し、翌週は再び自由詩を冒頭に置く台本に戻っている。中間にコラールをはさんで場面転換するのも、1724年春のカンタータとしては珍しい。
楽器編成が非常に限定的なのも例外的特長である。オーケストラを組むのはオーボエ2本と弦楽器通奏低音という必要最小限のもので、ヴァイオリンやオーボエのソロもなく、ただアリア1曲にのみ、オーボエの持ち替えでオーボエ・ダ・モーレが使われる。偽作説の根拠の一つは、この地味な編成にある。しかし、144番と同じく、キリスト者の失望や嫉妬をテーマとした186番でも、同様に編成を絞り込んでいる事実があることから、資料に基づかない主観的な意見と見なされている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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