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うるわしのワシリーサ : ミニ英和和英辞書
うるわしのワシリーサ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

うるわしのワシリーサ : ウィキペディア日本語版
うるわしのワシリーサ[ちょうおん]

うるわしのワシリーサは、ロシア民話アレクサンドル・アファナーシェフの編纂した『ロシア民話集』に収められている。〔Alexander Afanasyev, ''Narodnye russkie skazki'', "Vasilissa the Beautiful"
== あらすじ ==
商人は妻と娘のワシリーサと暮らしていた。ワシリーサが8歳の時母親が病気で死んでしまうが、母親は亡くなる間際にワシリーサに木の人形を渡し、困ったときには人形に食事を与えて相談するよういった。
妻を亡くした商人は再婚をするが、相手は2人の娘を持つ意地悪な女性だった。継母はワシリーサに仕事を押し付けるが、人形の助けを借りることでこなすことができた。結婚する年頃になり、ワシリーサと結婚したいという若者が現れても、継母は自分の娘たちよりも先に結婚はさせないと断っていた。しかし継母の娘と結婚する者は現れなかった。
ある日商人が旅に出かけることになった。継母は家を売って森の近くの家へ引っ越した。ある夜継母は娘たちにそれぞれ仕事を与えると、ロウソク1本を残して家中の灯を消してしまった。継母の娘はそのロウソクの火をわざと消し、ワシリーサにバーバ・ヤーガから灯を貰ってくるよう言いつける。ワシリーサが人形に相談すると、人形は行っても大丈夫だと回答した。ワシリーサがバーバ・ヤーガのところへ向かっていると、何もかもが白い騎士が通り過ぎると夜が明け、何もかもが赤い騎士が通り過ぎると太陽が昇った。バーバ・ヤーガの小屋は鶏の脚の上に立っており、周りを囲む柵は人間の骨でできていた。そこに何もかもが黒い騎士が通り過ぎると夜が訪れ、頭蓋骨の眼窩から明かりが発せられた。
ワシリーサが逃げようか怯えていると臼に乗ったバーバ・ヤーガが現れた。ワシリーサが事情を話すと、バーバ・ヤーガは自分のもとでしっかり働けば灯を渡すが、そうなければ食べてしまうといった。最初の日の仕事は、小屋と庭の掃除をし、夕食の準備をし、小麦の中から他の穀物を取り除くことだった。バーバ・ヤーガが出かけると白い騎士と赤い騎士が通り過ぎて行った。仕事は人形がほとんど片づけてしまっていたので、ワシリーサは夕食の支度をするだけで済んだ。黒い騎士が通り過ぎるとバーバ・ヤーガが帰ってきた。仕事が片付いているのを見ると3組の手に小麦を挽かせた。次の日の仕事にはケシの実から土を掃うことが加えられた。その日も料理を除いて人形が仕事を片付けた。バーバ・ヤーガは帰ってくると3組の手にケシの実から油を搾らせた。
食卓でワシリーサが黙っているとバーバ・ヤーガが何か話すよう言った。ワシリーサが3人の騎士について尋ねると、白い騎士は朝、赤い騎士は昼、黒い騎士は夜であることが分かる。バーバ・ヤーガがワシリーサになぜ仕事を片付けられたのか聞くと、ワシリーサは母親の祝福があったからだと答える。それを聞くとバーバ・ヤーガは目から光を発する頭蓋骨を渡し、ワシリーサを帰らせる。ワシリーサが家へ持って帰ると、頭蓋骨の火が継母とその娘たちを灰になるまで燃やし尽くした。
ワシリーサはおばあさんの家に泊めてもらい、布を織り上げる。その素晴らしさから王様に気に入られ、ワシリーサは王様と結婚した。旅から帰った父親も迎えて幸せに暮らした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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