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いすゞ・ビッグホーン : ミニ英和和英辞書
いすゞ・ビッグホーン[いすずびっぐほーん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くりかえし]
 (n) voiced repetition mark in hiragana
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

いすゞ・ビッグホーン : ウィキペディア日本語版
いすゞ・ビッグホーン[いすずびっぐほーん]
ビッグホーン(''BIGHORN'' )は、かつていすゞ自動車が製造、販売していたスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)である。

== 概要 ==
1981年昭和56年)より販売開始。型式の「UBS」はビッグホーンの社内コードで、小型ボンネットトラックを指す。
日本における乗用車コンポーネントを流用したSUVの草分けだが、当初は装備も貧弱なうえ、貨物登録のみで商品力が弱く、国内マーケットには理解されないまま販売が伸び悩んだ。またフロントマスクがあまりにもレンジローバー1970年発売)の意匠と似ていたため、英車礼讃の評論家に「プアマンス・ローバー」と巷間陰口を叩かれ、イメージが低下した時期もあった。このビッグホーンの登場の後にトヨタ・ハイラックスサーフ三菱・パジェロ日産・テラノの躍進によりSUV(当時はRVと呼ばれた)ブームが起こったが、ビッグホーンは先駆でありながら常にこれらの後塵を拝する存在に甘んじた。
初期のUBS52系は、乗用車系の容量不足のフロントサスペンションとドライブトレインに起因する耐久性の低さが大きな問題であったが、サスペンションの設計変更を行い、エルフのエンジンとドライブトレーンを流用したUBS55系以降はその弱点を克服した。メディアへの露出が増えてくると、ごく自然なドライビングポジションや軽快でクセのないハンドリング、そしてクロスカントリーカーとしての悪路走破性など素性の良さが認められ、次第にマーケットに受け入れられていった。その一方、開発費不足から室内の改良までは手が回らず、居住性や利便性への不評は販売台数が伸びたことで逆に増える結果となった。
販売当初は国によってトゥルーパー(TROOPER)、中南米ヴェネズエラなどではカリベ442(CARIBE442)としていたが、1980年代末からSUVを持たないメーカーやGMグループ各社に対して、いすゞのOEM車の主力として、アキュラを含む、ホンダ・ホライゾンスバル・ビッグホーン、GMはシボレー・トゥルーパーオペルボクスホールへはモントレー、ホールデンではジャッカルーの名で販売された。
いすゞの乗用車事業撤退後は主力車種となるが、2002年平成14年)のSUV事業撤退に伴い日本国内向けの製造は終了となった。その後はいすゞやGM系海外メーカー向けなどの輸出専用車として製造されていたが2003年(平成15年)にこちらも製造終了となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「いすゞ・ビッグホーン」の詳細全文を読む




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