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あまつき : ウィキペディア日本語版
あまつき

あまつき』は、高山しのぶによる日本ファンタジー漫画。作者曰く「近未来もの」。現在『コミックZERO-SUM』(一迅社)にて連載中。単行本は2016年2月現在21巻まで刊行。4・5・8・10・20・21巻は限定版と通常版とで表紙が異なる。2006年よりドラマCDが誌上にてシリーズ化され、テレビアニメ化後は一般流通販売もされている。2008年4月から同年6月までテレビアニメが放送された。
== あらすじ ==

; あまつきでの出来事
: 日本史のテストで赤点を取った六合鴇時は春休みに補習として大江戸幕末巡回展に行くことになる。ハイテク技術の詰まった場内を回るも束の間、奥にあった橋を通ろうとすると突如謎の(あやかし)、『』に襲われる。間一髪の所をとある少女、朽葉に助けられるが、気が付くとそこは大江戸幕末巡回展ではなく、元居た自分の世界とは全く異なる場所、雨夜之月“あまつき”であった。
: 鴇時は、同じく補習として大江戸幕末巡回展に訪れた紺と共に、元の世界に戻る方法を探すことになる。住職である沙門のもとで過ごしていた鴇時は、朽葉が侍に迫害を受けている現場を目撃する。それに怒った鴇時は、紺と、紺の知り合いである平八と結託し、科学の知識を利用し、怪異をでっちあげ、侍への報復に成功する。
: 鴇時たちが起こした偽の怪異は、幕府の役人である佐々木只次郎の耳にまで届くことになった。只次郎の願いにより、鴇時、紺、朽葉の何人は、サカガミ神社へ赴くことになる。道中、鴇時は一人、梵天と名乗る青年と対面する。梵天は、この世界のことを『あまつき』と呼んでおり『姫に付き、あまつきの破壊者になるか』『俺に付き、あまつきの主人となるか』の二択を提示し、姿を消す。
: サカガミ神社にて、姫と呼ばれる銀朱と出会った鴇時は、外の世界から来た故に、神が定めた運命を唯一書き換えられる存在であると教えられ、その力によって不遇な運命の人々を救って欲しいと頼まれる。鴇時は、自分の力を信用せず、銀朱の頼みを保留にする。
: 銀朱の妹である真朱から、銀朱にかけられた呪いのことを知った鴇時は、まずは銀朱の呪いを解くことを決める。呼び寄せた梵天から呪いについて訊くと、梵天は「日本橋で狐が泣いている」と言い、その場を去る。
: 梵天の仲間である露草は、狐の妖である今様の助けに応じ、日本橋へ向かう。今様は正体不明の妖、夜行から力を与えられ、夜行の実験台として扱われていた。
: 梵天から情報を得た翌日、鴇時は朽葉と真朱、サカガミ神社の巫女、鶴梅と共に日本橋に向かう。
: 小伝馬町の脱獄。内藤新宿での殺人。煙管問屋「中村屋」の原因不明の火災。重なる事件を理由に、梵天ら「天座」や、平八、沙門などの人間が巻き込まれていき、一つに繋がっていく。復讐心に燃える今様は、妖を引き連れ中村屋を襲撃するが失敗。その身を夜行に回収されそうになるが、鴇時が白紙の力を用い、夜行から今様を救う。
: 中村屋襲撃事件の翌日、真朱の安全を確信した銀朱は、自暴自棄になりながらも、帝天と対話を試みる。帝天に反逆を企てたが、失敗に終わり殺されてしまう。帝天は「あまつき」の再設定を施す。銀朱は死の淵で梵天との思い出を偲ぶ。
: 一方、そのころ、中村屋に留まっていた鴇時らは、陰陽寮の一員である藍鼠と萱草と出会う。萱草は白児であり、朽葉と因縁があった。朽葉は、犬神憑きの自分の存在に悩まされていたために、陰陽寮の迎えに応じてしまう。陰陽寮と梵天がいがみ合う中、天が歪む。ただ事ではないことが起きたために、陰陽寮は朽葉を連れて退却。鴇時は、梵天、露草と共にサカガミ神社へ向かう。
: サカガミ神社に付いた鴇時は、神社に残っていた紺を呼ぶが、紺は鴇時に関する記憶を失っていた。その間、梵天は深い眠りにつく。全ての人々の想いを「無かったこと」にされたことに、鴇時は帝天に対し激しい憤りを感じ、帝天と敵対することを決める。手始めに再設定された銀朱と交渉を試みるが、陰陽寮に捕らえられ、牢に入れられる。牢に食事を届けに来た紺は、自分の部屋から見つけた、身に覚えのない眼帯を鴇時に渡す。これは、日本橋に向かう前に鴇が預けたものであり、再設定後、鴇時が紺に所持していないか訊ねた物だった。
: 眼帯から光る蝶が羽ばたき、鴇時の目に触れると、鴇時の目前に、見知らぬ光景が浮かぶ。これは再設定前の、銀朱の記憶であると察した鴇時は、その蝶から、梵天の育ての親である白緑の死と、銀朱の呪いの原因を知ることとなる。
: 神社では、陰陽寮の実力者と銀朱、徳川家茂が集まり、鴇時を利用し、帝天に対抗する策を練る。その中、「天座」である空五倍子、露草が鴇時の救出を試みる。空五倍子と黒鳶、露草と紅鳶が戦闘を繰り広げる中、鴇時は陰陽寮の参謀、緋褪と出会い、彼女の語る陰陽寮の過去話を聞く。
: 陰陽寮と天座の協力を持ちかける鴇時であったが、敵対関係にある両者を結ぶことは難しく失敗に終わる。その中、夜行が現れ、白緑の死体を操り、神社を襲撃する。陰陽寮と天座が、一時的な共闘体制に入り、夜行と戦う。戦闘の最中、鴇時は紺と朽葉と再会を果たす。
: 銀朱に化けていた鵺が、家茂や只次郎を襲い、真朱を連れ去ろうとする。緋褪が妖術で鵺を封じ込めるも、器としていた銀朱の体が残る。
: その瀕死状態の銀朱の姿を見てしまった真朱はショックにより、全てを飲み込む闇を生み出してしまう。それにより、夜行が実験材料を収容していた空間に穴が開き、真朱、銀朱の体、朽葉は、その中に取り込まれてしまう。
: 鴇時の働きによって、陰陽寮と天座は、停戦状態となる。一方、眠りから覚めた梵天は、「梵天」としての能力を剥奪され、ただの妖となっていた。
: 陰陽寮の動向を気にしていた、徳川慶喜と辰五郎は、鴇時に会いに行く。鴇時と陰陽寮に対し、サカガミ神社の崩壊により、幕府と朝廷の関係が瓦解したこと、倒幕運動が盛んになってる旨を伝える。
: 鴇時が「白紙の力」を鍛える中、江戸城天守閣が闇に包まれ、家茂が連れ去られる。鴇時たちは、将軍奪還のため、城に乗り込む。
: 夜行の配下となった妖と戦闘を繰り広げる中、鴇時たちは、現実の世界「彼岸」との繋がりを垣間見ることになる。あまつきの世界の人間の一部が、彼岸の世界の人間でもあることが判明する。鴇時と面識もある半も、その一人だった。その後、彼らは彼岸とあまつきの両方の知識と記憶を持って行動することになる。
: 朽葉を救い出すことに成功した鴇時たちは、「彼岸」である新橋病院にたどり着く。そこで待ち構えていた夜行と対峙するが、夜行が召喚した妖怪ぬらりひょんによって、別の場所に移され、分断されることになる。飛ばされた先で、梵天は「あまつき」の正体を隠しきれないと判断し、その真実を鴇時に伝え、鴇時に全てを託す。あまつきの成り立ちを話したことにより、帝天が梵天を消し去る。
: 鴇時は、記憶を失っていた紺と、今、自分と一緒にいる紺が別人であること。ぬらりひょんによって分断された際に、入れ替わっていることを見抜く。詰問する鴇時に負け、紺はそれを認める。紺は自分の正体と、あまつきに入り込んだ理由を話す。
: 一方、狒々との戦闘を終えた朽葉は、萱草と共に陰陽寮たちと合流する。露草は鴇時の加勢をするために朽葉たちと別行動をする。その先で、夜行と出くわし、戦闘になる。戦闘中、突如現れた蛇の少女によって、夜行はどこかへ飛ばされる。少女は、露草と友人だった真朱は、もう一人の自分であることを伝える。
: 紺と行動を共にしていた半は、紺が普通の高校生ではないことを勘ぐる。紺は、自分が半たちに、産業スパイの依頼をしていた張本人であること、あまつき創始者の一人であることを明かす。さらに、自分がここにいる理由を語りだす。
; 彼岸での出来事
: 依頼により、ここ数年で急成長した大企業『千歳コーポレーション』を対象にスパイ活動をする白藍。調査していくうちに『新橋病院』に、多額の出資がなされていることを知る。病院の調査後、白藍の部下の半は、入手した入院者リストの中から、かつての知り合いであり、すでに死亡している桑田蘇枋の名前を発見する。半は、高校入学したばかりの六合鴇時と接触を図る。鴇時は半との会話で、8年前に出会った蘇枋との思い出に浸る。鴇時は「ちとせ」と名乗っていた女性に訊くほうがよいと伝える。
: 半と青鈍は、千歳コーポレーションが提携する大江戸幕末巡回にバイトとして潜入操作を行う。半はバイト帰りに因縁のある犯罪者、漆原朱緑と鉢合わせ、消息を絶つ。白藍も事務所に向かう途中、爆発に巻き込まれて消息を立つ。
: 大江戸幕末巡回展がオープンし、鴇時が訪れる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「あまつき」の詳細全文を読む




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