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ぁゃιぃわーるど : ミニ英和和英辞書
ぁゃιぃわーるど[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ぁゃιぃわーるど ( リダイレクト:あやしいわーるど ) : ウィキペディア日本語版
あやしいわーるど[ちょうおん]
あやしいわーるどは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて日本最大の規模を誇った〔河上 43頁〕アンダーグラウンドサイト群で多数の匿名掲示板などから成り立つ。サービス利用登録が必要で閉鎖的な交流が行われるパソコン通信の掲示板とは違い、インターネット上に開放的に構築されたアンダーグラウンドな社交場の嚆矢とされる。
当初の開設者は芝雅之(ハンドルしば)〔日本のアンダーグラウンドにおける唯一の人格者として知られ、あやしいわーるど管理の他、文筆家として諸雑誌に寄稿した。「おれはうんこを漏らした。わらい。」の名言で知られる。 ばるぼら 398頁 参考 〕。ぁゃιぃわーるどクサチュー語表記〕と表記される事も多い〔鈴木 pp.60-66〕。
しばのみが管理者を務めていた活動初期を除き、現在では、あやしいわーるどにおける中心的な管理者は存在しない。独立した複数の管理者により既存のあやしいわーるどの文化的フォーマットを借用した掲示板サイトが自律分散的に設立され、その各々が相互リンクした状態になっている。従って、個人ではあやしいわーるどの全容は把握し難くなっている。
2000年前後の全盛期と比較して、現在は利用者数が大幅に減少した。2010年代に至っては新規サイトの開設が行われず、管理者不在による既存サイトの閉鎖も増え、全体として衰退する傾向にあるが、現存する管理者達により細々と運営が続けられている。
== 概要 ==
あやしいわーるどは主として複数の電子掲示板から成り立っており、多くは背景色が深緑色、文字色が白色という、黒板を模した見た目を踏襲している〔『あやしいわーるどの歴史』(2006/09/28 現在) 〕。取り扱われる話題は、一般社会では忌避されるアンダーグラウンド的なネタ〔海賊版ソフトウェアや少年犯罪者の氏名・住所などの犯罪性の高い物、「チンコマンコ」「つーか、まんこ」といった卑語、死体画像やハッキングなど非道徳的なものなど。〕を中心として、さまざまな分野にわたっている。個々の掲示板を開設した者はいるものの、全体を統括する管理者というものは存在しない。初代掲示板の管理人であるしばでさえその全容は把握していなかったといわれ、しばが管理人を辞め掲示板が乱立するようになった後の全てを把握するのは困難である。
メインと呼ばれる交流の中心になる場では、単一の掲示板に同時に様々な話題の書き込みが行われ、常駐型の社交場として機能しており、一般人が気軽に足を踏み込めない雰囲気がある〔。場に常駐する人間=あやしいわーるど掲示板に住んでいる人間、という発想から、常連の参加者はあやしいわーるど住民(住人・ぁ民)と呼ばれる。
1998年9月3日、カリスマ的存在であった〔初代掲示板の創設者にして管理人であるしばがあやしいわーるどを閉鎖した際に大量の難民が発生し〔RADICA EXPRESS SELECTION あやしいわーるどが永久閉鎖!? 別冊 Mail Magazine Radica 1998年9月5日(土) 〕、直後の9月6日にスレッドフロート型掲示板を実装したあめぞうなどに流出して、参加者があやしいの文化を外部へ伝えた〔〔哭きの竜 「真ザ・バトルウオッチャー・ロワイアル R2:電網英雄伝説~黎明篇~」 『B-GEEKS vol.2』 三才ブックス pp.96-97〕。 その後、その文化はあめぞうから2ちゃんねるへ受け継がれたため、2chの初期の文化はあやしいわーるどの影響を受けている面が多々ある〔「「あやしい」を織田信長、「あめぞう」を豊臣秀吉、「2ちゃんねる」を徳川家康の政権に例えるものもいる」 鈴木 p.64〕。例えば、ギコ猫の図案はあやしいわーるどで生まれたものであり〔「「ギコ猫」、タカラが商標登録を出願 」、2002年6月3日、ITmedia〕、「ヒッキー」などもあやしいわーるど発である〔「98年12月にあやしいわーるどに投稿された「ギコニャーニャー」と鳴く猫の文字絵がルーツだが、それが99年後半から2ちゃんねるにも転載はじめ、その際「ギコハニャーン」と鳴くカタカナの「ギコ猫」として広まっていった」 ばるぼら p.272〕。それも含めて、ドキュンなど日本のインターネットスラングは、あやしいわーるどが発祥であるものが少なくない〔ばるぼら p.272〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「あやしいわーるど」の詳細全文を読む




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