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W型8気筒 : ミニ英和和英辞書
W型8気筒[だぶりゅがたはちきとう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かた]
 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type 
: [げ, き]
  1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
気筒 : [きとう]
 【名詞】 1. cylinder 
: [つつ]
 【名詞】 1. pipe 2. tube 

W型8気筒 : ウィキペディア日本語版
W型8気筒[だぶりゅがたはちきとう]
W型8気筒(ダブリュがたはちきとう)はピストン内燃機関レシプロエンジン)のシリンダー配列形式の一つで、W8と略される事もある。
==解説==
市販された唯一のW型8気筒エンジンはフォルクスワーゲンが開発・製造したもので、15度のバンク角度を持つ狭角V型4気筒エンジンを72度の角度で2基配置してW型8気筒を実現している為、W8という略称で呼ばれている。W8エンジンの最大の特徴は、強力な出力・トルク性能を持ちながらも、非常にコンパクトで、V型6気筒サイズのエンジンルームにも搭載が可能ということである。他の利点としては、同社の狭角V型6気筒エンジンであるVR6シリーズと共通のコンポーネントが利用出来るという事であった。
W8エンジンの開発は、フォルクスワーゲンの総帥であったフェルディナント・ピエヒ博士のリーダーシップによって推進され、2001年から2005年までフォルクスワーゲン・パサートの最上級モデルに搭載された。W8エンジンの製造工程は複雑だったため、またW8エンジンを搭載したパサートはフォルクスワーゲンのフラッグシップ車という位置付けだったため、年間生産台数は1万台程度に留まった。
パサートは2006年にモデルチェンジを行い、W8エンジン搭載モデルは廃止され、VR6エンジンに変更された。このため、市販された唯一のW8エンジン搭載車は2001年から2005年までに製造されたパサート最上級モデルである。
排気量4.0L、最大出力202Kw(275PS)/6000rpm、最大トルク370Nm(273 ft·lbf)/2750rpmという高い性能を誇り、他の高級車メーカーが使用するV型8気筒エンジンよりも低燃費となるよう設計が行われた。
各シリンダーバンクのインテークマニホールドは共鳴効果を利用して吸気効率を高めた2ステージ可変長インテークマニホールドが採用され、8気筒エンジンの固有振動を打ち消す為に2本のバランサーシャフトを有したDOHCシリンダーヘッドが組み合わされた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「W型8気筒」の詳細全文を読む




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