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J-Iロケット : ミニ英和和英辞書
J-Iロケット[じぇいわん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


J-Iロケット : ウィキペディア日本語版
J-Iロケット[じぇいわん]

J-Iロケット(じぇいわん、じぇいいち)とは、宇宙開発事業団(NASDA)と宇宙科学研究所(ISAS)が石川島播磨重工業日産自動車宇宙航空事業部と共同開発した全段固体燃料のロケットである。
== 開発経緯 ==
J-Iは今後需要が増すと考えられた軽量衛星打ち上げに参入するために計画された。第1段にH-IIロケット固体ロケットブースター(SRB)、第2段にM-23、第3段にM-3Bといった宇宙科学研究所開発のM-3SIIロケット(M-3SII)を使用するなど、既存のロケットを組み合わせることで研究開発費を抑えるのが当初の意図であった(J-IのJはジョイントの意味からである)。また固体燃料であるため、発射前の点検整備が簡単に済むことも有利であると予想された。
しかし、J-I打ち上げの時点でM-3SIIは既に生産終了しており、高額を投じて製造ラインを再開せねばならなかった。そしてM-3SIIは研究開発用のロケットであるので、そこから流用した2段目のM-23は固体ロケットであるにも関わらず、事前に入念な整備を要した。また第1段に流用したSRBは本来補助ブースタであるためロール制御機能がなく、新規に開発した外部バーニアエンジン(EVE)によるロール制御機能の付加が必要であった。あわせてランチャーによる斜め打ち上げ-電波誘導による重力ターン方式のM-3SII、垂直打ち上げ-慣性誘導による通常の軌道投入方式のH-IIという、誘導方式および飛行マニューバーが全く異なるロケットを継ぎ接ぎしたため、各段の誘導制御装置には大幅な改造を施さねばならず、結果的に高額なロケットとなってしまった。(LEOに770kgを投入可能で36億円のM-3SIIに対し、J-IはLEO880kgで54億円である)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「J-Iロケット」の詳細全文を読む




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