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IWGPリーグ戦 : ミニ英和和英辞書
IWGPリーグ戦[あい だぶりゅー じー ぴー りーぐせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

リーグ戦 : [りーぐせん]
 【名詞】 1. league match 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

IWGPリーグ戦 : ウィキペディア日本語版
IWGPリーグ戦[あい だぶりゅー じー ぴー りーぐせん]
IWGPリーグ戦(アイ・ダブリュー・ジー・ピー・リーグせん)は、新日本プロレスによって1983年開催の第一回大会から1987年開催の第五回大会まで行われたプロレスのリーグ戦(第三回大会のみトーナメント戦形式)。
IWGPは、''International Wrestling Grand Prix''(インターナショナル・レスリング・グランプリ)の略称で〔、現在新日本プロレスが管理するIWGPの王座とは異なる面を持つ。尚、初期段階ではIWGC「International Wrestling Grand Champion」と提唱されていた。
正式名称は第一回大会が「IWGP決勝リーグ戦」で、第二回大会から第五回大会までは「IWGP王座決定リーグ戦」という。
== IWGP構想 ==
1980年代初頭の新日本プロレスは、アントニオ猪木アンドレ・ザ・ジャイアントスタン・ハンセンらに加えて、新人だった頃のハルク・ホーガンとの激闘でかつて無いほど絶好調の波に乗っていた〔。更には1981年4月23日にデビューした初代タイガーマスクの大活躍によってピークに達し「ワールドプロレスリング」の視聴率も絶好調で、テレビ朝日系列局以外の地方局も取り込み放送ネットワークを全国に拡大。地方興行も連日大入り満員で、1981年夏に開催した『ブラディ・ファイト・シリーズ』は全29戦すべてが超満員という空前の記録を作った〔小佐野景浩 証言 - 大塚直樹・元新日本プロレス営業部長 日本列島が揺れた2年4ヶ月の真実 『Gスピリッツ Vol.15』 pp4-11(2010年、辰巳出版) ISBN 477780772X〕。当時新日本プロレス専務取締役営業本部長だった新間寿は「今起こっているのはプロレスブームではない。新日本プロレスブームだ」と揚言した〔。
アントニオ猪木は、このチャンスに乗じる形で「ワールドプロレスリング」を放送していたテレビ朝日の協力も得て〔第一回大会のポスターには、IWGPのロゴの下に「テレビ朝日放映10周年記念」と銘打たれていた。〕、長年の念願だった「世界中に乱立するベルトを統合し、世界最強の統一世界王者を決定する」構想をブチ上げた〔闘魂検証(2)第1回「IWGP」を読む - 『アントニオ猪木 燃える闘魂50年上巻』 pp143-147(2010年、ベースボール・マガジン社) ISBN 978-4583616773〕。
当初の計画では日本国内で開幕戦を行い、以降、韓国→中近東→欧州→メキシコと転戦し、決勝戦をニューヨークで行うという壮大なリーグ戦構想であった〔。同様に世界各地を転戦するF1グランプリから着想を得た通訳のケン田島によって「International Wrestling Grand Prix」という名称が提案され採用された。しかし、それぞれの地区で王者を抱えていたプロモーターからの協力も得られず、「世界各地の王者を日本に招いて世界最強のチャンピオンを決定する」というものにトーンダウンしてしまった〔。
なお、当時新日本プロレスが加盟していた世界的なプロレス団体の寄合NWAでは、同じく加盟していた全日本プロレスからの運動もあって、「世界王者はNWA世界ヘビー級王者ただ一人であり、NWA世界ヘビー級王者だけを世界王者として認めることを各加盟団体に要求している」という声明を発表した。この声明の発表と同時にNWA第一副会長も務めたジャイアント馬場が「IWGP王者は新日本プロレスのローカルチャンピオンである」とコメントしているように、IWGP王者が真の世界一であるという立場と、新日本プロレスがNWAに加盟しているという立場は矛盾するはずだが、新日本プロレスがNWAを脱退することはついになかった。
内容的には、それまで新日本プロレスが行っていた「MSGシリーズ」と大差ないものであったが、プロレスファンはIWGPリーグ戦の成功に期待した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「IWGPリーグ戦」の詳細全文を読む




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