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EM01L : ウィキペディア日本語版
EM01L[ねくさす ふぁいぶ いーえむぜろいちえる]

Nexus 5 EM01L(ネクサス ファイブ イーエムゼロイチエル)は、韓国LGエレクトロニクスによって開発された、ソフトバンクY!mobileブランド(旧イー・アクセスおよびワイモバイル)の第3.9世代移動通信システムEMOBILE 4G-S端末である。Google Play版のNexus 5と、ハードウェア・ソフトウェア共に同一機種である。
OSはAndroid 4.4(後に、4.4.4→5.0.1→5.1.1→6.0→6.0.1にバージョンアップ)を搭載している。
Y!mobile」へのブランド変更後も継続販売されている(契約形態は、後述のワイモバイルが新設した、「電話サービス(タイプ1)」を使用)。
== 概要 ==

イー・アクセス向けとしては初となるLGエレクトロニクス製の端末でかつ、初のNexus端末となる。オペレータ向けに供給されるNexus端末のスマートフォンは、2011年NTTドコモ向けに発売されたSC-04D(GALAXY Nexus)以来2機種目となるが、こちらはキャリアロゴの刻印が施されていない。
販売価格がGoogle Playより約1万円高く設定されており、ストレージ容量は当初は16GBモデルのみだったが、2014年2月に32GBモデルも販売されることになった(カラバリの追加は、同年3月および同4月に行われた)。なお、従来のイー・アクセス端末と同じくSIMフリーとなっている。
本端末は、イー・アクセスのLTE回線に対応しているが、ソフトバンクモバイル契約に准じた提供(音声はSoftBank 3G、データはダブルLTEにてそれぞれ提供)がなされるため、SBMのMVNO利用ということになる。ちなみに、Android 4.4時点でロック画面に表示されるキャリア名は「SOFTBANK」となる(5.0以降にバージョンアップした場合は「SoftBank」の表示がされる。ただし、Y!mobileブランドのUSIMカードを使用している場合は、これに関わらず、Y!mobileの表示となる)。
また、Androidの「標準ブラウザ」は本端末では使用できず、Google Chromeが事実上の初期ブラウザとなっているため、一部のキャリアサービス(あるいは、ソフトバンクまとめて支払い〔サービス自体については、ソフトバンクまとめて支払い|便利|サービス|Y!mobile(ワイモバイル) あるいはソフトバンクまとめて支払い|サービス|モバイル|ソフトバンク を参照。〕などのオペレータ経由で課金されるサービスの一部で「標準ブラウザ」の利用が必要なものなど)が利用できないものも散見される。

SMSやいわゆる「キャリアメール」は、EM01Fのような専用アプリ(EMメール-S)を使用せず、Google ハングアウト(後に、Google メッセンジャーでも対応)を使用して行う(なお、即時配信(プッシュ受信)はできないので、端末で最短で5分ごとにメールを取りに行く仕組(フェッチ受信)となっている)〔非公式だが、ソフトバンクモバイルの「メール」アプリのVer.2.5で送受信可能なケースがあると報告されている(プッシュ受信も含む)。それ以上にバージョンを上げた場合は機能しないとされる。他にも、非公式でメールアプリの導入で成功するケースもあると報告されている。〕。ワイモバイルとなってから発売されるスマートフォンについては、旧イー・アクセス網型(例・302HW)、EMOBILE 4G-Sベース型(例・302KC)のいずれにもこの方式が継承され、同社提供の端末ではGoogle+ ハングアウトの利用が事実上標準化されている。
イー・アクセスのLTEモデルでは一般的な、UE Category 4対応であり、端末仕様上のLTE利用時の通信最高速度は下り150Mbps、上り50Mbpsだが、イー・アクセス自社網同様、ダブルLTE網が対応していないため、事実上は、下り75Mbps、上り25Mbpsが最高速度となる(その後、一部地域でソフトバンクモバイルのBands 1におけるLTE網が下り112.5Mbpsに対応したことから、当該エリアでは同速度で利用可能となっている。2018年2月以降は、旧イー・アクセス網でも順次、下り112.5Mbpsに対応させる予定)。
電話帳機能は、端末のローカル領域への保存ができないため、Googleアカウントに保存する形となる。
なお、EMロゴなどがないため、見た目では、Google Playモデルとの区別がほとんど付かないが、対応するUIMカードや修理を含めたサポート関連は、IMEIで区別することを明らかにしている。
「Y!mobile」にブランド統合した2014年8月1日以降、本端末は「Y!mobile」のスマートフォン向け料金プランである「スマホプラン」の対象機種となった。8月以降出荷分のワイモバイル版の内部型番(商品コード)も、ソフトバンクモバイル式のものが新たに導入されている(本体がLGAAAx・附属品を含めた販売品としてのセットがLGSAAx、x部分は16Gブラックが1、同ホワイトが2、32Gブラックが3、同ホワイトが4、16Gブライトレッドが5、32GBブライトレッドが6)。
内蔵電池パックの交換は、ワイモバイルのショップ店で預かり修理扱いで税抜・8500円で提供される。
その他、附属品等のオプション設定はされておらず、ACアダプタの追加は、ソフトバンク コマース&サービスY!mobileブランド向けに発売する「ワイモバイル用 充電ACアダプタ03」(AC-03MU-K、ホシデン製、ソフトバンク コマース&サービス販売)などを利用する形となる(ちなみに、試供品扱いとして添付されるアダプタの出力は1.2Aであるため、「ワイモバイル用 充電ACアダプタ03」のほうが早く充電ができるはずである)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「EM01L」の詳細全文を読む




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