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DejaVuフォント (デジャヴ ふぉんと) は、Unicode用ラージフォントである。 Bitstream Veraフォントの改変版で、オリジナルを拡張してUnicodeのCJK統合漢字を除いた大部分をカバーし、さらに多くのスタイルを提供するようにデザインされた。Bitstream Veraファミリーは主にUnicodeの基本ラテン文字およびラテン1補助の範囲(ISO-8859-15と概ね等価である)に限定されていたが、改変を許可するライセンスの下でリリースされた。DejaVuフォントプロジェクトは「協調開発の過程を通して、広範囲の文字群を提供する ― 元のルック・アンド・フィールを維持しながら ― 」目的ではじまった。フォントの開発は多くの貢献者によって行われ、Wikiやメーリングリストを通じて組織された。 DejaVuフォントプロジェクトはシュテパン・ロー (Štěpán Roh) によって開始された。長い年月の間に、やはりBitstream Vera書体を拡張する、既存のいくつかのプロジェクト ― Olwenフォントファミリー、Bepa、Arevフォント(部分的)、SUSEスタンダードフォントを含む ― を併合していった。フォントは自由という意味でのフリーであり、それゆえに自由に埋め込むことが許されている。DejaVuフォントはSourceForge.netの''DeJaVu''プロジェクトから入手できる。 == 印刷上非互換な文字体系の扱い == 最近になって、ラテン文字、ギリシア文字、キリル文字(LGC)など印刷上で類似する文字体系とは、印刷上では非互換な文字体系の扱いについて、DejaVuコミュニティ内部でいくつかの質問があった。 最も特筆すべきこととしてアラビア文字が追加されたが、それはいくつかのソフトウェア非互換性の問題を引き起こした。さらに付け加えると、ラテンおよびアラビア文字は根本的に書体へのアプローチが異なっている:ラテンフォントはセリフとサンセリフ版があるのに対し、アラビアフォントは異なる特質を持つ(イスラームの書法を参照)。異なるラテン書体と異なるアラビア書体の混合をどのようにプロジェクトが取り扱うのかは依然として不確実である。アラビア文字とその他の文字の不確実な現状は、ラテン、ギリシア、それにキリル文字のみを収録したDejaVuフォントのサブセットであるDejaVu LGCの発生につながった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DejaVuフォント」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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