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DNAライゲース : ミニ英和和英辞書
DNAライゲース[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

DNAライゲース ( リダイレクト:DNAリガーゼ ) : ウィキペディア日本語版
DNAリガーゼ[でぃーえぬえーりがーぜ]

DNAリガーゼ(ディーエヌエーリガーゼ、)は、DNA鎖の末端同士をリン酸ジエステル結合でつなぐ酵素である。生体内では主としてDNA複製DNA修復に寄与している。一方、遺伝子工学組換えDNAを作るために頻繁に利用されている。EC番号6.5.1.1 (基質ATP)または6.5.1.2 (基質NAD+)。英語での発音に倣ってDNAライゲースともいい、ポリデオキシリボヌクレオチドシンターゼポリヌクレオチドリガーゼなどとも呼ばれる。
==反応機構==
DNAの3'末端(アクセプター)と、DNAの5'末端(ドナー)との間にリン酸ジエステル結合をつくる。よく知られている真核生物やファージの酵素では反応にATPを必要とし、以下のように進行する。
#ATPが酵素の活性中心のリジン残基に結合してAMPとなり、ピロリン酸が放出される。
#AMPがDNA5'末端のリン酸基に転移され、ピロリン酸結合を生じる。
#5'末端のリン酸基と3'末端の水酸基との間にリン酸ジエステル結合を生じ、AMPが放出される。
たとえば大腸菌など真正細菌のDNAリガーゼは、ATPではなくNAD+を補酵素として要求し、ピロリン酸の代わりにニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)が放出される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「DNAリガーゼ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 DNA ligase 」があります。




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