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ALL.Net(オールネット)は、セガ・インタラクティブが提供するネットワークサービスである。アーケードゲームをインターネットでつなぐことにより、通信対戦や、全国ランキング、プレイデータの保存を可能にする。NTT-MEが構築した〔NTT-MEによるALL.Net導入裏話 〕。 == 概要 == ALL.Netは、「Amusement Linkage Live Network」の略である。 ALL.Netの起源は『バーチャファイター4』と同時にリリースされた「VF.NET」まで遡る。そのため、セガのネットワーク対応機種第2弾となる『セガ4人打ち麻雀MJ ネットワーク対戦Ver.』リリース時には、VF.Netに接続する旨、取扱説明書にも記載されていた。なお、VF.NET自体はALL.Netの一つとしてサービスが続いていたが、2016年2月29日を以ってサービスが終了した〔【重要なお知らせ】VF.NETサービス終了について バーチャファイター5公式サイト 2015年12月21日〕。 最初期はまだ光回線が整備されておらず、ISDNを通じてネットワークが構築されており、その後光回線を通じ大容量の通信がやり取りできるようになった。その恩恵を受ける形で、多くのカードを駆使してゲームを進めていく『三国志大戦』などのオンラインでのリアルタイム対戦を実現出来るようになった。ISDNを通じたサービス提供は2015年6月30日を以って終了し、同年7月1日以降は光回線のみとなるサービスとなった〔ALL.Net 対応インターネット回線対応終了のお知らせ セガ・ロジスティクスサービス 2015年4月〕。ISDNでは三国志大戦などの大容量通信が必要とされるゲームなどの接続は出来なかった。MJシリーズのみなど低容量の通信の場合はISDNでも問題なく接続できた〔機種別通信量目安 2006年の段階での各ゲームが必要とする通信量の一覧〕。 ALL.Netは、当初はセガ・インタラクティブとバンダイナムコエンターテインメントのゲームのみ導入されていた。2015年6月からは、カプコンの一部アーケードゲーム、および韓国のゲームメーカーであるアンダミロ社の『Pump It Up 2015 Prime Japanese Edition』にも導入されるようになった。 以前は日本国内のみのサービスだったが、2008年に香港で実証実験を行い、2010年から2015年まで『三国志大戦』(初代)が香港・シンガポール・台湾・中国・韓国とのネットワーク対戦が可能となっていた。2016年現在、複数のゲームタイトルで、香港・シンガポール・台湾・中国・韓国・タイ・マレーシア・インドネシアと接続されている。ランキング等の配信は全ての国で、ネットワーク対戦は一部の国で行われている。 なお、サミーが始めた「AW-NET」はALL.Netとは最後まで別物である。サミーがゲーム事業をセガに移管した後も別々に運営され、セガにてサービス終了となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ALL.Net」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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